インポート ライブラリとエクスポート ファイル
LIB と /DEF オプションを使用すると、インポート ライブラリとエクスポート ファイルを作成できます。 LINK では、エクスポート ファイルを使用してエクスポート (通常はダイナミック リンク ライブラリ (DLL)) が含まれるプログラムをビルドし、インポート ライブラリを使用して他のプログラムのそれらのエクスポートへの参照を解決します。
準備手順でインポート ライブラリを作成する場合は、.dll を作成する前に、インポート ライブラリをビルドするときに渡したのと同じオブジェクト ファイルのセットを、.dll をビルドするときに渡す必要があることに注意してください。
ほとんどの場合、LIB を使用してインポート ライブラリを作成する必要はありません。 エクスポートが含まれるプログラム (実行可能ファイルまたは DLL) をリンクすると、エクスポートを記述するインポート ライブラリが LINK によって自動的に作成されます。 後で、それらのエクスポートを参照するプログラムをリンクするときに、インポート ライブラリを指定します。
ただし、直接、間接を問わず DLL でインポート元でもあるプログラムにエクスポートする場合は、LIB を使用してインポート ライブラリの 1 つを作成する必要があります。 LIB でインポート ライブラリが作成されると、エクスポート ファイルも作成されます。 DLL のいずれかをリンクするには、エクスポート ファイルを使用する必要があります。