/Zg (関数プロトタイプの生成)
削除されます。 ソース ファイルで定義された各関数の関数プロトタイプを作成しますが、ソース ファイルはコンパイルされません。
構文
/Zg
解説
このコンパイラ オプションは使用できなくなりました。 Visual Studio 2015 で削除されました。 このページは、前のバージョンの Visual Studio のユーザーのために残されています。
関数プロトタイプには、この関数の戻り値の型と引数の型リストが含まれます。 引数の型リストは、関数の仮パラメーターの型から作成されます。 ソース ファイル内に既に存在する関数プロトタイプは無視されます。
プロトタイプのリストは、標準出力に書き込まれます。 このリストは、関数の実際の引数と仮パラメーターに互換性があることを確認するのに役立ちます。 標準出力をファイルにリダイレクトすることで、リストを保存できます。 その後 #include を使って、関数プロトタイプのリストをソース ファイルの一部にすることができます。 これにより、コンパイラは引数の型チェックを実行できます。
/Zg オプションを使っており、構造体型、列挙型、共用体型 (またはそのような型へのポインター) を持つ仮パラメーターがプログラムに含まれる場合、各構造体型、列挙型、共用体型の宣言にはタグ (名前) が必要です。 次の例で、タグ名は MyStruct
です。
// Zg_compiler_option.c
// compile with: /Zg
typedef struct MyStruct { int i; } T2;
void f2(T2 * t) {}
/Zg オプションは Visual Studio 2005 で非推奨になり、Visual Studio 2015 で削除されました。 MSVC コンパイラで、以前の C スタイルのコードのサポートが削除されました。 非推奨のコンパイラ オプションの一覧については、「カテゴリ別のコンパイラ オプション」の「非推奨および削除されたコンパイラ オプション」をご覧ください。
Visual Studio 開発環境でこのコンパイラ オプションを設定するには
プロジェクトの [プロパティ ページ] ダイアログ ボックスを開きます。 詳細については、Visual Studio での C++ コンパイラとビルド プロパティの設定に関する記事を参照してください。
[構成プロパティ]>[C/C++]>[コマンド ライン] プロパティ ページを選択します。
[追加のオプション] ボックスにコンパイラ オプションを入力します。
このコンパイラ オプションをコードから設定するには
- 以下を参照してください。AdditionalOptions