ファイル定数

構文

#include <fcntl.h>

解説

以下の 1 つまたは複数の定数で形成される整数式によって、許可される読み取りまたは書き込みの操作の種類が決定されます。 これは、1 つ以上の定数と変換モード定数を組み合わせることによって形成されます。

ファイル定数は次のとおりです。

定数 説明
_O_APPEND 書き込み操作の前に、ファイル ポインターの位置をファイルの終端に変更します。
_O_CREAT 書き込み用の新しいファイルを作成して開きます。 filename で指定されたファイルが存在する場合、定数は無効です。
_O_EXCL filename で指定されたファイルが存在する場合、エラー値を返します。 _O_CREAT と共に使用された場合にのみ適用されます。
_O_RDONLY 読み取り専用のファイルを開きます。このフラグが指定されている場合、 _O_RDWR_O_WRONLY を指定することはできません。
_O_RDWR 読み取りと書き込みの両方のファイルを開きます。このフラグが指定されている場合、 _O_RDONLY_O_WRONLY を指定することはできません。
_O_TRUNC 既存のファイルを開き、長さをゼロに切り詰めます。ファイルに書き込みアクセス許可が必要です。 ファイルの内容は破棄されます。 このフラグを指定した場合、 _O_RDONLYを指定することはできません。
_O_WRONLY 書き込み専用のファイルを開きます。このフラグが指定されている場合、 _O_RDONLY_O_RDWR を指定することはできません。

関連項目

_open, _wopen
_sopen, _wsopen
グローバル定数