_close
ファイルを閉じます。
構文
int _close(
int fd
);
パラメーター
fd
開いているファイルを参照するファイル記述子。
戻り値
ファイルが正常に閉じられた場合、_close
は 0 を返します。 戻り値 -1 はエラーを示します。
解説
_close
関数は、fd
に関連付けられているファイルを閉じます。
ファイル記述子と基になる OS ファイル ハンドルは閉じられます。 したがって、ファイルが最初に Win32 関数CreateFile
を使用して開き、_open_osfhandle
を使用してファイル記述子に変換された場合は、CloseHandle
を呼び出す必要はありません。
この関数は、パラメーターを検証します。 fd
が無効なファイル記述子の場合、「パラメーターの検証で説明されているように、無効なパラメーター ハンドラー呼び出されます。 実行の継続が許可された場合、この関数は -1 を返し、errno
は EBADF
に設定されます。
既定では、この関数のグローバル状態の適用対象は、アプリケーションになります。 この動作を変更するには、「CRT でのグローバル状態」を参照してください。
要件
ルーチンによって返される値 | 必須ヘッダー | オプション ヘッダー |
---|---|---|
_close |
<io.h> | <errno.h> |
互換性の詳細については、「 Compatibility」を参照してください。
例
_open
の例を参照してください。
関連項目
低レベル I/O
_chsize
_creat
, _wcreat
_dup
, _dup2
_open
, _wopen
_unlink
, _wunlink