飽和浮動小数点変換関数

Microsoft 固有の仕様

ARM プロセッサ互換の飽和戦略を使用する浮動小数点型と整数型の間の変換関数。

構文

int _cvt_ftoi_sat(float value);
long long _cvt_ftoll_sat(float value);
unsigned _cvt_ftoui_sat(float value);
unsigned long long _cvt_ftoull_sat(float value);
int _cvt_dtoi_sat(double value);
long long _cvt_dtoll_sat(double value);
unsigned _cvt_dtoui_sat(double value);
unsigned long long _cvt_dtoull_sat(double value);

パラメーター

value
[in] 変換する浮動小数点値。

戻り値

変換の整数型の結果。

要件

ヘッダー: <intrin.h>

アーキテクチャ: x86、x64

解説

これらの組み込みは、飽和戦略を使用する浮動小数点から整数への変換関数です。変換先の型に収まらない浮動小数点値は、可能な限り高い変換先の値にマップされます。 小さすぎて収まらない値は、可能な限り低い値にマップされます。 ソース値が NaN の場合は、結果に対して 0 が返されます。

飽和変換組み込みは、Visual Studio 2019 バージョン 16.10 以降で使用できます。

Microsoft 固有の仕様はここまで

関連項目

コンパイラの組み込み
高速浮動小数点変換関数
センチネル浮動小数点変換関数