フレーム ウィンドウの破棄
MFC フレームワークでは、ウィンドウの破棄と、フレームワークのドキュメントやビューに関連付けられたこれらのウィンドウの作成が管理されます。 それ以外のウィンドウを作成した場合は、自分で破棄する必要があります。
フレームワーク内でユーザーがフレーム ウィンドウを閉じると、ウィンドウの既定の OnClose ハンドラーによって、DestroyWindow が呼び出されます。 Windows ウィンドウが破棄されるときに呼び出される最後のメンバー関数は OnNcDestroy です。これによりクリーンアップが実行され、Windows クリーンアップを実行する Default メンバー関数が呼び出されます。そして最後に、仮想メンバー関数 PostNcDestroy が呼び出されます。 C++ ウィンドウ オブジェクトは、PostNcDestroy の CFrameWnd 実装によって削除されます。 フレーム ウィンドウ上で C++ delete 演算子を使用してはいけません。 DestroyWindow を代わりに使用します。
メイン ウィンドウが閉じると、アプリケーションが閉じます。 変更された未保存のドキュメントがある場合は、ドキュメントを保存する必要があるかどうかを確認するメッセージが表示され、必要に応じて、適切なドキュメントが確実に保存されるようにします。