MFC のプロパティ シートとプロパティ ページ
プロパティ シート (タブ ダイアログ ボックスとも呼ばれる) は、プロパティ ページを含むダイアログ ボックスです。 各プロパティ ページはダイアログ テンプレート リソースに基づいており、コントロールが含まれています。 これは上部にタブがあるページに囲まれています。 タブはページに名前を付け、その目的を示します。 ユーザーは、プロパティ シート内のタブをクリックして、コントロールのセットを選択します。
ページを使用して、プロパティ シート内のコントロールをわかりやすいセットにグループ化します。 含まれているプロパティ シートには、通常、独自のコントロールがいくつか含まれています。 これらはすべてのページに適用されます。
プロパティ シートは、CPropertySheet クラスに基づいています。 プロパティ ページは、CPropertyPage クラスに基づいています。
プロパティ シートは、ビュー内の現在の選択など、一部の外部オブジェクトの属性を変更するために一般的に使用される特殊な種類のダイアログ ボックスです。 プロパティ シートには、3 つの主要な部分があります。含まれているダイアログ ボックス、一度に 1 つずつ表示される 1 つ以上のプロパティ ページ、ユーザーがクリックしてそのページを選択する各ページの上部にあるタブです。 プロパティ シートは、いくつかの同様の設定グループまたはオプション グループを変更する場合に便利です。 プロパティ シートは、簡単に理解できる方法で情報をグループ分けします。
Note
CPropertySheet::DoModal
を使用してプロパティ シートを表示しようとすると、システムによって初回例外が生成される場合があります。 この例外は、オブジェクトが作成される前に、システムがオブジェクトの ウィンドウ スタイル を変更しようとしているため発生します。 この例外の詳細と、それを回避または処理する方法については、「CPropertySheet::DoModal」をご覧ください。