CHtmlEditView クラス

MFC のドキュメント/ビュー アーキテクチャのコンテキストで WebBrowser 編集プラットフォームの機能を提供します。

構文

class CHtmlEditView : public CHtmlView, public CHtmlEditCtrlBase<CHtmlEditView>

メンバー

パブリック コンストラクター

名前 説明
CHtmlEditView::CHtmlEditView CHtmlEditView オブジェクトを構築します。

パブリック メソッド

名前 説明
CHtmlEditView::Create 新しいウィンドウ オブジェクトを作成します。
CHtmlEditView::GetDHtmlDocument 現在のドキュメントの IHTMLDocument2 インターフェイスを返します。
CHtmlEditView::GetStartDocument このビューの既定のドキュメントの名前を取得します。

継承階層

CObject

CCmdTarget

CWnd

CView

CScrollView

CFormView

CHtmlEditCtrlBase

CHtmlView

CHtmlEditView

要件

ヘッダー: afxhtml.h

CHtmlEditView::CHtmlEditView

CHtmlEditView オブジェクトを構築します。

CHtmlEditView();

CHtmlEditView::Create

新しいウィンドウ オブジェクトを作成します。

virtual BOOL Create(
    LPCTSTR lpszClassName,
    LPCTSTR lpszWindowName,
    DWORD dwStyle,
    const RECT& rect,
    CWnd* pParentWnd,
    UINT nID,
    CCreateContext* pContext = NULL);

パラメーター

lpszClassName
Windows クラスに名前を付ける null で終わる文字列を指します。 クラス名には、 AfxRegisterWndClass グローバル関数または RegisterClass Windows 関数に登録されている任意の名前を指定できます。 NULL の場合は、定義済みの既定の CFrameWnd 属性を使用します。

lpszWindowName
ウィンドウ名を表す null で終わる文字列を指します。

dwStyle
ウィンドウ スタイル属性を指定します。 既定では、WS_VISIBLEとWS_CHILD Windows スタイルが設定されます。

rect
ウィンドウのサイズと位置を指定する RECT 構造体への参照。 rectDefault 値を使用すると、Windows は新しいウィンドウのサイズと位置を指定できます。

pParentWnd
コントロールの親ウィンドウへのポインター。

nID
ビューの ID 番号。 既定では、AFX_IDW_PANE_FIRSTに設定します。

pContext
CCreateContext へのポインター。 既定では NULL になります。

解説

このメソッドは、含まれている WebBrowser の Navigate メソッドも呼び出して既定のドキュメントを読み込みます ( CHtmlEditView::GetStartDocumentを参照)。

CHtmlEditView::GetDHtmlDocument

現在のドキュメントの IHTMLDocument2 インターフェイスを返します。

BOOL GetDHtmlDocument(IHTMLDocument2** ppDocument) const;

パラメーター

ppDocument
IHTMLDocument2 インターフェイス。

CHtmlEditView::GetStartDocument

このビューの既定のドキュメントの名前を取得します。

virtual LPCTSTR GetStartDocument();

関連項目

HTMLEdit サンプル
階層図