CInternetException クラス
インターネット操作に関する例外条件を表します。
構文
class CInternetException : public CException
メンバー
パブリック コンストラクター
| 名前 | 説明 |
|---|---|
| CInternetException::CInternetException | CInternetException オブジェクトを構築します。 |
パブリック データ メンバー
| 名前 | 説明 |
|---|---|
| CInternetException::m_dwContext | 例外の原因となった操作に関連付けられているコンテキスト値。 |
| CInternetException::m_dwError | 例外の原因となったエラー。 |
解説
CInternetException クラスには、2 つのパブリック データ メンバーが含まれています。1 つは例外に関連付けられたエラー コードを保持し、もう 1 つはエラーに関連付けられたインターネット アプリケーションのコンテキスト識別子を保持します。
インターネット アプリケーションのコンテキスト識別子の詳細については、「WinInet を使用したInternet プログラミングに関する記事を参照してください。
継承階層
CInternetException
要件
Header: afxinet.h
CInternetException::CInternetException
このメンバー関数は、CInternetException オブジェクトの作成時に呼び出されます。
CInternetException(DWORD dwError);
パラメーター
dwError
例外の原因となったエラー。
解説
CInternetException をスローするには、MFC グローバル関数 AfxThrowInternetExceptionを呼び出します。
CInternetException::m_dwContext
関連するインターネット操作に関連付けられているコンテキスト値。
DWORD_PTR m_dwContext;
解説
コンテキスト識別子は、もともと CInternetSession で指定され、MFC によって CInternetConnection- および CInternetFile 派生クラスに渡されます。 この既定値をオーバーライドし、任意の dwContext パラメーターに任意の値を割り当てることができます。 dwContext は、指定されたオブジェクトの任意の操作に関連付けられます。 dwContext は、 CInternetSession::OnStatusCallback によって返される操作の状態情報を識別します。
CInternetException::m_dwError
例外の原因となったエラー。
DWORD m_dwError;
解説
このエラー値は、WINERROR で見つかったシステム エラー コードである可能性があります。H、または WININET.H からのエラー値。
Win32 エラー コードの一覧については、「 エラー コード」を参照してください。 インターネット固有のエラー メッセージの一覧については、次を参照してください。 どちらのトピックも Windows SDK に含まれています。