タブおよびタブ コントロールの属性

タブ コントロール (CTabCtrl) を構成するタブの外観や動作を細かく制御できます。 各タブには、ラベル、アイコン、項目の状態、およびアプリケーション定義の 32 ビット値を関連付けることができます。 各タブでは、アイコン、ラベル、またはその両方を表示できます。

加えて、各タブ項目には、3 種類の状態 (押された、押されていない、または強調表示された) を設定することができます。 この状態は、既存のタブ項目を変更することによってのみ設定できます。 既存のタブ項目を変更するには、GetItem を呼び出してそれを取得し、TCITEM 構造体 (具体的には dwStatedwStateMask のデータ メンバー) を変更してから、SetItem を呼び出して、変更した TCITEM 構造体を返します。 CTabCtrl オブジェクト内のすべてのタブ項目の状態をクリアする必要がある場合は、DeselectAll を呼び出します。 この関数は、現在選択されているものを除く、すべてのタブ項目またはすべての項目の状態をリセットします。

次のコードは、すべてのタブ項目の状態をクリアしてから、3 つ目の項目の状態を変更します。

//modify the third item to be highlighted
TCITEM curItem = {0};

m_TabCtrl.DeselectAll(FALSE); //reset all tab items
curItem.mask = TCIF_STATE;
m_TabCtrl.GetItem(2, &curItem);
curItem.mask = TCIF_STATE;
curItem.dwState = TCIS_HIGHLIGHTED;
curItem.dwStateMask = TCIS_HIGHLIGHTED;
m_TabCtrl.SetItem(2, &curItem);

タブ属性の詳細については、Windows SDK のタブとタブ属性に関するページを参照してください。 タブ コントロールへのタブの追加に関する詳細については、このトピックの「タブ コントロールへのタブの追加」を参照してください。

関連項目

CTabCtrl の使い方
コントロール