message pragma

コンパイルを終了せずに、標準出力に文字列リテラルを送信します。

構文

#pragma message(message-string )

解説

messagepragma の一般的な用途は、コンパイル時に情報メッセージを表示することです。

message-string パラメーターは、文字列リテラルに展開されるマクロでもかまいません。こうしたマクロと文字列リテラルは、任意の組み合わせで連結できます。

messagepragma で定義済みのマクロを使用する場合、マクロは文字列を返す必要があります。 それ以外の場合は、マクロの出力を文字列に変換する必要があります。

次のコードでは、messagepragma を使用して、コンパイル中にメッセージを表示します。

// pragma_directives_message1.cpp
// compile with: /LD
#if _M_IX86 >= 500
#pragma message("_M_IX86 >= 500")
#endif

#pragma message("")

#pragma message( "Compiling " __FILE__ )
#pragma message( "Last modified on " __TIMESTAMP__ )

#pragma message("")

// with line number
#define STRING2(x) #x
#define STRING(x) STRING2(x)

#pragma message (__FILE__ "(" STRING(__LINE__) "): test")

#pragma message("")

関連項目

Pragma ディレクティブと __pragma キーワードと _Pragma キーワード