month_weekday クラス

特定の月の n 番目の平日を表します。

構文

class month_weekday; // C++20

解説

年は指定されていません。
month_weekday は、普通のコピー可能な、標準レイアウト クラス型です。

メンバー

名前 説明
Constructor 指定した月と曜日を使用して month_weekday を構成します。
month 月の値を返します。
ok month_weekday が有効かどうかを確認します。
weekday_indexed 曜日のインデックスを返します。

非メンバー

名前 説明
operator== 2 つの月が等しいかどうかを判断します。
operator<< 指定したストリームに month_weekday を出力します。

要件

Header: <chrono> (C++20 以降)

名前空間: std::chrono

コンパイラ オプション: /std:c++latest

Constructor

month_weekday を構築します。 月と曜日は初期化されていません。

constexpr month_weekday(const month& m, const weekday_indexed& wdi) noexcept;

パラメーター

m
m の月の値を持つ month_weekday を構築します。

wdi
曜日の month_weekday 値を持つ wdi を構築します。

解説: コンストラクター

日付を指定する C++20 構文の詳細については、以下を参照してください。 operator/

例: month_weekday を作成する

// compile using: /std:c++latest
#include <iostream>
#include <chrono>

using namespace std::chrono;

int main()
{
    month_weekday mw{ July/Monday[1] };
    std::cout << mw << '\n';

    // Another way to create a month_weekday
    month_weekday mw2 = February / Tuesday[3];
    std::cout << mw2;

    return 0;
}
Jul/Mon[1]
Feb/Tue[3]

month

月の値を取得します。

constexpr month month() const noexcept;

戻り値

月の値。

ok

この month_weekday に格納されている値が有効かどうかを確認します。

constexpr bool ok() const noexcept;

戻り値

month_weekday 値が有効な場合は true。 それ以外の場合は false
month が有効で、weekday_indexed 値が有効な場合、month_weekday は有効です。

weekday_indexed

月の曜日の値を返します。

constexpr weekday_indexed weekday_indexed() const noexcept;

戻り値

月の曜日。

関連項目

<chrono>
month クラス
month_day クラス
month_day_last クラス
month_weekday_last クラス