BETA.DIST
ベータ分布を返します。 通常、ベータ分布は複数の標本を対象として割合の変化を分析する場合などに使用します。たとえば、複数の人が 1 日のうちにテレビを見ている時間の割合を算出するときなどに使用します。
構文
BETA.DIST(x,alpha,beta,cumulative,[A],[B])
パラメーター
用語 | 定義 |
---|---|
x | 関数の評価に使用する A から B の間の値。 |
[アルファ] | 分布のパラメーター。 |
Beta | 分布のパラメーター。 |
A | 任意。 x の間隔の下限。 |
B | 任意。 x の間隔の上限。 |
戻り値
ベータ分布を返します。
解説
引数が非数値の場合、BETA.DIST では #VALUE! エラー値が返されます。
引数が整数でない場合は、丸められます。
alpha ≤ 0 または beta ≤ 0 の場合、BETA.DIST では #NUM! エラー値が返されます。
x < A、x > B、または A = B の場合、BETA.DIST では #NUM! エラー値が返されます。
A と B の値を省略すると、BETA.DIST では、標準の累積ベータ分布が使用されるため、A = 0 および B = 1 になります。
この関数は、計算列または行レベルのセキュリティ (RLS) ルールで使用される場合、DirectQuery モードでの使用はサポートされません。