CALENDARAUTO

適用対象:計算列計算テーブルメジャービジュアル計算

Note

この関数は、意味のない結果を返す可能性が高いため、ビジュアル計算で使用することは推奨されません。

連続する日付のセットが含まれる、"Date" という名前の単一の列があるテーブルを返します。 日付の範囲は、モデル内のデータに基づいて自動的に計算されます。

構文

CALENDARAUTO([fiscal_year_end_month])  

パラメーター

用語 定義
fiscal_year_end_month 1 - 12 の整数を返す任意の DAX 式。 省略した場合、現在のユーザーのカレンダー テーブル テンプレートに指定されている値 (存在する場合) が既定値になります。それ以外の場合、既定値は 12 です。

戻り値

連続する日付のセットが含まれる、"Date" という名前の単一の列があるテーブルを返します。 日付の範囲は、モデル内のデータに基づいて自動的に計算されます。

解説

  • 日付範囲は次のように計算されます。

    • 計算列または計算テーブルに含まれていない、モデル内の最も古い日付が、MinDate として取得されます。
    • 計算列または計算テーブルに含まれていない、モデル内の最も新しい日付が、MaxDate として取得されます。
    • 返される日付範囲は、MinDate に関連付けられている会計年度の開始日から、MaxDate に関連付けられている会計年度の終了日までの日付です。
  • 計算列または計算テーブルに含まれていない datetime 値がモデルに含まれていない場合は、エラーが返されます。

  • この関数は、計算列または行レベルのセキュリティ (RLS) ルールで使用される場合、DirectQuery モードでの使用はサポートされません。

この例では、データ モデルの MinDate と MaxDate は、それぞれ 2010 年 7 月 1 日と 2011 年 6 月 30 日になります。

CALENDARAUTO() では、2010 年 1 月 1 日から 2011 年 12 月 31 日までのすべての日付が返されます。

CALENDARAUTO(3) からは、2010 年 4 月 1 日から 2012 年 3 月 31 日までのすべての日付が返されます。