CHISQ.INV.RT

適用対象:計算列計算テーブルメジャービジュアル計算

カイ 2 乗分布の右側確率の逆関数の値を返します。

probability = CHISQ.DIST.RT(x,...) であるとき、CHISQ.INV.RT(probability,...) = x となります。 この関数は、実測値と期待値を比較して、仮説の妥当性を検定するために使用します。

構文

CHISQ.INV.RT(probability,deg_freedom)  

パラメーター

用語 定義
確率 カイ 2 乗分布に関連する確率です。
Deg_freedom 自由度を表す数値です。

戻り値

カイ 2 乗分布の右側確率の逆関数の値を返します。

解説

  • いずれかの引数が非数値の場合、CHISQ.INV.RT では #VALUE! エラー値が返されます。

  • probability < 0 または probability > 1 の場合、CHISQ.INV.RT では #NUM! エラー値が返されます。

  • deg_freedom が整数でない場合は、丸められます。

  • deg_freedom < 1 の場合、CHISQ.INV.RT では #NUM! エラー値が返されます。

  • probability の値を指定すると、CHISQ.INV.RT はその値 x をシークするため、CHISQ.DIST.RT(x, deg_freedom) = probability となります。 したがって、有効桁数は CHISQ.INV.RT です。インベントリ.RT は、CHISQ.INV.RT の有効桁数に依存します。DIST. RT. CHISQ.INV.RT では反復的な検索手法が使用されます。 64 回のイテレーションの後に検索が収束していない場合、関数で #N/A エラー値が返されます。

  • この関数は、計算列または行レベルのセキュリティ (RLS) ルールで使用される場合、DirectQuery モードでの使用はサポートされません。