[DATEADD]
Note
この関数は、意味のない結果を返す可能性があるため、ビジュアル計算で使用することはお勧めしません。
現在のコンテキストの日付から、指定された間隔数だけ時間を前後にシフトした日付の列を含むテーブルを返します。
構文
DATEADD(<dates>,<number_of_intervals>,<interval>)
パラメーター
用語 | 定義 |
---|---|
日付 | 日付を含む列。 |
number_of_intervals | 日付に対して加算または減算する間隔の数を指定する整数。 |
interval | 日付をシフトする間隔。 interval の値は、year 、quarter 、month 、day のいずれかにすることができます |
戻り値
日付値の単一列を含むテーブル。
解説
dates 引数には、次のいずれかを指定できます。
日付/時刻列への参照。
日付/時刻の値の単一の列を返すテーブル式。
日付/時刻の値の単一列テーブルを定義するブール式。
注意
ブール式に対する制約については、CALCULATE 関数に関するトピックで説明されています。
number_of_intervals に指定された数値が正の場合は dates の日数分、時間が進みます。数値が負の場合は dates の日数分、時間が戻ります。
interval パラメーターは列挙型であり、文字列のセットではありません。そのため、値を引用符で囲むことはできません。 また、
year
、quarter
、month
、day
という値を使用する場合は、スペルを略さずに入力する必要があります。結果テーブルには、dates 列に存在する日付のみが含まれます。
現在のコンテキストの日付が連続した間隔を形成していない場合、関数からはエラーが返されます。
この関数は、計算列または行レベルのセキュリティ (RLS) ルールで使用される場合、DirectQuery モードでの使用はサポートされません。
例 - 複数日をシフトする
次の数式例では、現在のコンテキストの日付の 1 年前の日付を計算します。
= DATEADD(DateTime[DateKey],-1,year)