DAX のパラメーターの名前付け規則
DAX のリファレンスでは、関数を容易に使用および理解できるよう、パラメーター名が標準化されています。
パラメーター名
用語 | 定義 |
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expression | 1 つのスカラー値を返す任意の DAX 式。式は、複数回評価されます (行/コンテキストごと)。 |
value | 1 つのスカラー値を返す任意の DAX 式。式は、他のすべての演算の前に 1 回だけ評価されます。 |
テーブル | データのテーブルを返す任意の DAX 式。 |
tableName | 既存のテーブルの名前。標準 DAX 構文を使用します。 これを式にすることはできません。 |
columnName | 標準 DAX 構文が使用された、既存の列の名前 (通常は完全修飾)。 これを式にすることはできません。 |
name | 新しいオブジェクトの名前を指定するために使用される文字列定数。 |
順序 | 並べ替え順序を決定するために使用される列挙型。 |
ties | 同順位の値の処理を決定するために使用される列挙型。 |
type | PathItem および PathItemReverse のデータ型を決定するために使用される列挙型。 |
パラメーター名にプレフィックスを付けるか、プレフィックスのみを使用するか
用語 | 定義 |
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プレフィックスを付ける | 引数の使用方法がわかるよう、またパラメーターを読むときにあいまいにならないように、パラメーター名はプレフィックスでさらに修飾される場合があります。 次に例を示します。 Result_ColumnName - LOOKUPVALUE() 関数で結果の値を取得するために使用される既存の列を参照します。 Search_ColumnName - LOOKUPVALUE() 関数で値を検索するために使用される既存の列を参照します。 |
省略する | プレフィックスだけでパラメーターを十分に説明できる場合、パラメーター名は省略されます。 たとえば、構文 DATE (Year_Value, Month_Value, Day_Value) ではなく、DATE (Year, Month, Day) でも、ユーザーは明白に理解できます。サフィックスの値を 3 回繰り返しても、関数を理解しやすくなるわけではなく、不要な読みが増えるだけです。 ただし、プレフィックスが付いたパラメーターが Year_columnName の場合は、パラメーターで既存の Years の列への参照が必要であることをユーザーが理解できるよう、パラメーター名とプレフィックスがそのまま使用されます。 |