DAY
1 から 31 までの数値の、月の日付を返します。
構文
DAY(<date>)
パラメーター
用語 | 定義 |
---|---|
日付 | datetime 形式の日付、または日付のテキスト表現。 |
戻り値
月の日付を示す整数値。
解説
DAY 関数は、調べようとしている日付を引数として受け取ります。 関数に対して日付を指定するには、別の日付関数を使用するか、日付を返す式を使用するか、datetime 形式で日付を入力します。 また、受け付けられる日付の文字列形式のいずれかで、日付を入力することもできます。
YEAR、MONTH、および DAY 関数で返される値は、指定した日付値の表示形式に関係なく、グレゴリオ暦の値になります。 たとえば、指定した日付の表示形式がイスラム暦の場合、YEAR、MONTH、および DAY の各関数の戻り値は、対応するグレゴリオ暦の日付の値になります。
date 引数が日付のテキスト表現である場合、DAY 関数では、変換を実行するために、クライアント コンピューターのロケールと日付/時刻の設定を使用して、テキスト値が解釈されます。 現在の日付/時刻の設定で、日付が月/日/年の形式で表されている場合、文字列 "1/8/2009" は、2009 年 1 月 8 日に相当する datetime 値として解釈され、関数からは 8 が返されます。 一方、現在の日付/時刻の設定で、日付が日/月/年の形式で表されている場合は、同じ文字列が 2009 年 8 月 1 日に相当する datetime 値として解釈され、関数からは 1 が返されます。
例: 日付列から日を取得する
次の式では、[Birthdate] 列の日付から日が返されます。
= DAY([Birthdate])
例 - 文字列の日付から日を取得する
次の式では、受け入れられるテキスト形式の文字列として指定された日付を使用して、日 4 が返されます。
= DAY("3-4-1007")
= DAY("March 4 2007")
例 - 日の値を条件として使用する
次の式では、各販売注文が行われた日が返され、注文がその月の 10 日に行われた場合は、その行にプロモーション販売品目のフラグが設定されます。
= IF( DAY([SalesDate])=10,"promotion","")