EXPON.DIST

適用対象:計算列計算テーブルメジャービジュアル計算

指数分布を返します。 EXPON.DIST を使用して、ATM の現金引き出しにかかる時間など、イベント間の時間をモデル化します。 たとえば、EXPON.DIST を使用して、この処理が 1 分以内に終了する確率を特定できます。

構文

EXPON.DIST(x,lambda,cumulative)  

パラメーター

用語 定義
x 必須。 関数の値。
lambda 必須。 パラメーター値。
cumulative 必須。 提供する指数関数の形式を示す論理値。 cumulative が TRUE の場合、EXPON.DIST は累積分布関数を返し、FALSE の場合は確率密度関数を返します。

戻り値

指数分布を返します。

解説

  • x または lambda が数値以外の場合、EXPON.DIST は #VALUE! エラー値が返されます。

  • x または lambda が整数ではない場合、丸められます。

  • x < 0 の場合、EXPON.DIST は #NUM! エラー値が返されます。

  • lambda ≤ 0 の場合、EXPON.DIST は #NUM! エラー値が返されます。

  • 確率密度関数の式は次のとおりです。

    $$f(x; \lambda) = \lambda e^{-\lambda x}$$

  • 累積分布関数の式は次のとおりです。

    $$F(x; \lambda) = 1 - e^{-\lambda x}$$

  • この関数は、計算列または行レベルのセキュリティ (RLS) ルールで使用される場合、DirectQuery モードでの使用はサポートされません。