GCD
2 つ以上の整数の最大公約数を返します。 最大公約数は、number1、number2 の両方を余りなく割り切れる最大の整数です。
構文
GCD(number1, [number2], ...)
パラメーター
用語 | 定義 |
---|---|
number1, number2, ... | Number1 は必須です。後続の数値は省略可能です。 1 から 255 の値。 整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。 |
戻り値
2 つ以上の整数の最大公約数。
解説
引数が非数値の場合、GCD は #VALUE! エラー値が返されます。
引数が 0 未満の場合、GCD は #NUM! エラー値が返されます。
1 は、どのような値も割り切れます。
素数が、それ自体が同一の約数です。
GCD に対するパラメーターが >=2^53 の場合、GCD は #NUM! エラー値が返されます。
この関数は、計算列または行レベルのセキュリティ (RLS) ルールで使用される場合、DirectQuery モードでの使用はサポートされません。
例
計算式 | Description | 結果 |
---|---|---|
= GCD(5, 2) | 5 と 2 の最大公約数。 | 1 |
= GCD(24, 36) | 24 と 36 の最大公約数。 | 12 |
= GCD(7, 1) | 7 と 1 の最大公約数。 | 1 |