LCM
整数の最小公倍数を返します。 最小公倍数とは、number1、number2 などのすべての整数の引数の最小の正の倍数です。 LCM 関数は、分母の異なる分数を追加する場合に使用します。
構文
LCM(number1, [number2], ...)
パラメーター
用語 | 定義 |
---|---|
number1、number2、... | number1 は必須です。後続の数値は省略可能です。 最小公倍数を求める 1 から 255 個の値。 整数以外の値を指定すると、小数点以下が切り捨てられます。 |
戻り値
整数の最小公倍数を返します。
解説
引数が数値ではない場合、LCM では #VALUE! エラー値が返されます。
引数が 0 未満の場合、LCM は #NUM! エラー値が返されます。
LCM(a,b) >=2^53 の場合、LCM は #NUM! エラー値が返されます。
この関数は、計算列または行レベルのセキュリティ (RLS) ルールで使用される場合、DirectQuery モードでの使用はサポートされません。
例
計算式 | Description | 結果 |
---|---|---|
= LCM(5, 2) | 5 と 2 の最小公倍数。 | 10 |
= LCM(24, 36) | 24 と 36 の最小公倍数。 | 72 |