ODD
最も近い奇数に切り上げられた数値を返します。
構文
ODD(number)
パラメーター
用語 | 定義 |
---|---|
数値 | 必須。 丸める値。 |
戻り値
最も近い奇数に切り上げられた数値を返します。
解説
number が数値以外の場合、ODD では #VALUE! エラー値が返されます。
数値の符号に関係なく、値は、ゼロとは逆方向に調整されたときに切り上げられます。 number が奇数の場合、丸めは行われません。
この関数は、計算列または行レベルのセキュリティ (RLS) ルールで使用される場合、DirectQuery モードでの使用はサポートされません。
例
計算式 | Description | 結果 |
---|---|---|
= ODD(1.5) | 1\.5 を最も近い奇数に切り上げます。 | 3 |
= ODD(3) | 3 を最も近い奇数に切り上げます。 | 3 |
= ODD(2) | 2 を最も近い奇数に切り上げます。 | 3 |
= ODD(-1) | -1 を最も近い奇数に切り上げます。 | -1 |
= ODD(-2) | -2 を (0 とは逆方向に) 最も近い奇数に切り上げます。 | -3 |