REPLACE
REPLACE では、指定した文字数に基づいて、テキスト文字列の一部が別のテキスト文字列に置き換えられます。
構文
REPLACE(<old_text>, <start_num>, <num_chars>, <new_text>)
パラメーター
| 用語 | 定義 |
|---|---|
| old_text | 置換する文字を含むテキスト文字列、またはテキストを含む列への参照。 |
| start_num | new_text で置き換える old_text 内の文字の位置。 |
| num_chars | 置き換える文字列の文字数。 警告: 引数 num_chars が空白の場合、または空白と評価される列を参照する場合、文字を置き換えることなく、new_text の文字列が start_num の位置に挿入されます。 これは、Excel と同じ動作です。 |
| new_text | old_text の指定された文字の置換テキスト。 |
戻り値
テキスト文字列。
解説
Microsoft Excel には、1 バイトの文字言語と 2 バイトの文字言語を使用するために別の関数が用意されていますが、DAX では Unicode が使用されているため、すべての文字が同じ長さとして格納されます。
この関数は、計算列または行レベルのセキュリティ (RLS) ルールで使用される場合、DirectQuery モードでの使用はサポートされません。
例
次の数式では、列 [ProductCode] の製品コードの最初の 2 文字を新しい 2 文字コード OB に置き換える新しい計算列を作成します。
= REPLACE('New Products'[Product Code],1,2,"OB")