WEEKNUM

適用対象: 計算列 計算テーブル メジャー ビジュアル計算

return_type 値に従って、指定された日付の週番号を返します。 週番号は、1 年間におけるその週の位置を数の上で示します。

この関数では、次の 2 つの "システム" が使用されています。

  • "システム 1" - 1 月 1 日を含む週が年の最初の週であり、週 1 の番号が付けられます。
  • "システム 2" - 年の最初の木曜日を含む週が年の最初の週であり、週 1 として番号が付けられます。 このシステムは ISO 8601 で指定されている方法です。一般にヨーロッパ週番号付けシステムと呼ばれています。

構文

WEEKNUM(<date>[, <return_type>])  

パラメーター

用語 定義
日付 datetime 形式の日付。
return_type (省略可能) 週の最初の曜日を決定する数値。 既定値は 1 です。 「解説」を参照してください。

戻り値

整数。

解説

  • 既定では、WEEKNUM 関数では、1 月 1 日が含まれる週を年の最初の週と見なす暦の習慣が使用されます。 ただし、欧州で広く利用されている ISO 8601 という暦標準の場合、新しい年に含まれる日数が多い週 (4 日以上) が最初の週になります。 つまり、return_type が 21 以外の有効な値で、1 月の最初の週が 3 日以下の年の場合、WEEKNUM 関数を実行すると、ISO 8601 定義とは異なる週番号が返されます。

  • return_type に関しては、以下の有効な値は一部の DirectQuery データ ソースでサポートされていない場合があります。

    return_type 週の始まり システム
    1 または省略 土曜日 1
    2 月曜日 1
    11 月曜日 1
    12 Tuesday 1
    13 水曜日 1
    14 Thursday 1
    15 金曜日 1
    16 土曜日 1
    17 土曜日 1
    21 月曜日 2

例 1

次の例では、2010 年 2 月 14 日の週番号が返されます。 この計算では、週が月曜日から始まることを前提としています。

= WEEKNUM("Feb 14, 2010", 2) 

例 2

次の例では、Employees テーブルの HireDate 列に格納されている日付の週番号が返されます。 この計算では、週が日曜日から始まることを前提としています。

= WEEKNUM('Employees'[HireDate])

YEARFRAC 関数
WEEKDAY 関数