Microsoft Defender for Identity でのプライバシー

この記事では、Microsoft Defender for Identity が個人のプライバシーを保護する形でデータをどのように収集するかについて説明します。

Note

個人データの閲覧や削除を検討している場合は、「GDPR のための Windows データ主体の要求」に記載されている Microsoft のガイダンスを参照してください。 GDPR に関する一般的な情報については、Service Trust Portal の GDPR セクションを参照してください。

どのデータが収集されますか。

Microsoft Defender for Identity は、組織の Active Directory、ネットワーク アクティビティ、およびイベント アクティビティから生成された情報を監視して、疑わしいアクティビティを検出します。 監視対象のアクティビティ情報により、Defender for Identity は、潜在的な各脅威の有効性を判断し、正しくトリアージして対応するのに役立ちます。

詳細については、「Microsoft Defender for Identity の監視対象アクティビティ」を参照してください。

データの場所

Defender for Identity は、次の場所にある Microsoft Azure データ センターで動作します。

  • 欧州連合

  • イギリス

  • アメリカ合衆国

  • オーストラリア

  • スイス

  • シンガポール

  • インド

サービスによって収集された顧客データは、次のように保存される場合があります。

  • ワークスペースは、Microsoft Entra ID に地理的に最も近いデータ センターに自動的に作成されます。 作成後、Defender for Identity ワークスペースを別のデータ センターに移動することはできません。 ワークスペースのデータ センターは、Microsoft Defender ポータルの [設定]>[ID]>[情報]>[位置情報] に表示されます。

  • このようなデータを処理するために Defender for Identity でオンライン サービスが使用される場合は、オンライン サービスのデータ ストレージ ルールで定義されている地理的な場所。

データの保持

Microsoft Defender for Identity のデータは 180 日間保持され、ポータル全体で表示されます。

ライセンスは猶予期間または中断モードに入りますが、お客様のデータは保持され、使用できます。 この期間の終了時に、そのデータは Microsoft のシステムから消去され、契約終了または契約満了から 180 日以内に回復不能になります。

データ共有

Defender for Identity は、顧客データを含むデータを、顧客がライセンスを取得した次のいずれかの Microsoft 製品間で共有します。

  • Microsoft Defender XDR
  • Microsoft Defender for Cloud Apps
  • Microsoft Defender for Endpoint
  • Microsoft Defender for Cloud
  • Microsoft Sentinel
  • Microsoft Security Exposure Management (パブリック プレビュー)

詳細については、以下を参照してください: