JobManagerTask クラス

定義

ジョブ マネージャー タスクの詳細を指定します。

public class JobManagerTask
type JobManagerTask = class
Public Class JobManagerTask
継承
JobManagerTask

注釈

ジョブ マネージャー タスクは、ジョブの作成時に自動的に開始されます。 Batch サービスは、ジョブ内の他のタスクの前にジョブ マネージャー タスクのスケジュールを設定しようとします。 プールを縮小すると、Batch サービスは、ジョブ マネージャー タスクが実行されているノードを可能な限り長く保持しようとします (つまり、"通常" タスクを実行しているコンピューティング ノードは、ジョブ マネージャー タスクを実行する前に削除されます)。 ジョブ マネージャー タスクが失敗し、再起動する必要がある場合、システムは最も優先度の高いスケジュールを設定しようとします。 使用可能なアイドル状態のコンピューティング ノードがない場合、ジョブ マネージャー タスクを再起動するスペースを確保するために、システムはプールで実行中のタスクの 1 つを終了し、キューに戻すことができます。 あるジョブのジョブ マネージャー タスクは、他のジョブのタスクよりも優先されないことに注意してください。 ジョブ間では、ジョブ レベルの優先順位のみが確認されます。 たとえば、優先度 0 のジョブ マネージャーを再起動する必要がある場合、優先度 1 のジョブのタスクは置き換えされません。 Batch は、ノードで回復操作がトリガーされたときにタスクを再試行します。 復旧操作の例としては、異常なノードが再起動されたときや、ホスト障害が原因でコンピューティング ノードが消失した場合などです (ただし、これらに限定されません)。 回復操作による再試行は とは無関係であり、maxTaskRetryCount に対してカウントされません。 maxTaskRetryCount が 0 の場合でも、回復操作による内部再試行が発生する可能性があります。 このため、すべてのタスクはべき等である必要があります。 つまり、タスクは、破損や重複するデータを発生させることなく、中断および再起動されることを許容する必要があります。 実行時間の長いタスクのベスト プラクティスは、何らかの形式のチェックポイント処理を使用することです。

コンストラクター

JobManagerTask()

JobManagerTask クラスの新しいインスタンスを初期化します。

JobManagerTask(String, String, String, TaskContainerSettings, IList<ResourceFile>, IList<OutputFile>, IList<EnvironmentSetting>, TaskConstraints, Nullable<Int32>, Nullable<Boolean>, UserIdentity, Nullable<Boolean>, IList<ApplicationPackageReference>, AuthenticationTokenSettings, Nullable<Boolean>)

JobManagerTask クラスの新しいインスタンスを初期化します。

プロパティ

AllowLowPriorityNode

ジョブ マネージャー タスクをスポット/優先度の低いコンピューティング ノードで実行できるかどうかを取得または設定します。

ApplicationPackageReferences

コマンド ラインを実行する前に Batch サービスがコンピューティング ノードにデプロイするアプリケーション パッケージの一覧を取得または設定します。

AuthenticationTokenSettings

Task が Batch サービス操作の実行に使用できる認証トークンの設定を取得または設定します。

CommandLine

ジョブ マネージャー タスクのコマンド ラインを取得または設定します。

Constraints

ジョブ マネージャー タスクに適用される制約を取得または設定します。

ContainerSettings

ジョブ マネージャー タスクを実行するコンテナーの設定を取得または設定します。

DisplayName

ジョブ マネージャー タスクの表示名を取得または設定します。

EnvironmentSettings

ジョブ マネージャー タスクの環境変数設定の一覧を取得または設定します。

Id

ジョブ内のジョブ マネージャー タスクを一意に識別する文字列を取得または設定します。

KillJobOnCompletion

ジョブ マネージャー タスクの完了がジョブ全体の完了を示すかどうかを取得または設定します。

OutputFiles

コマンド ラインの実行後に Batch サービスがコンピューティング ノードからアップロードするファイルの一覧を取得または設定します。

RequiredSlots

タスクの実行に必要なスケジュール スロットの数を取得または設定します。

ResourceFiles

コマンド ラインを実行する前に Batch サービスがコンピューティング ノードにダウンロードするファイルの一覧を取得または設定します。

RunExclusive

ジョブ マネージャー タスクを実行するコンピューティング ノードを排他的に使用する必要があるかどうかを取得または設定します。

UserIdentity

ジョブ マネージャー タスクを実行するユーザー ID を取得または設定します。

適用対象