WebOptions インターフェイス

定義

ドキュメントを Web ページとして保存するとき、または Web ページを開くときに Microsoft Excel で使用する、ブック レベルでの属性が含まれています。

public interface class WebOptions
[System.Runtime.InteropServices.Guid("00024449-0000-0000-C000-000000000046")]
public interface WebOptions
Public Interface WebOptions
属性

注釈

設定可能な属性は、アプリケーション (全体) レベルの属性またはブック レベルの属性です。 (属性値は、ブックが保存された時点の属性値に応じて、ブック間で異なる場合があることに注意してください)。ブック レベルの属性設定は、アプリケーション レベルの属性設定をオーバーライドします。 アプリケーション レベルの属性は、 オブジェクトに DefaultWebOptions 含まれています。

WebOptions オブジェクトをWebOptions取得するには、 プロパティを使用します。

プロパティ

AllowPNG

文書を Web ページとして保存するときに、PNG (ポータブル ネットワーク グラフィックス) を画像形式として使用可能にする場合は True。 PNG を出力形式として許可しない場合は False。 既定値は False です。

Application

Microsoft Excel アプリケーションを Application 表す オブジェクトを返します。

Creator

このオブジェクトを作成したアプリケーションを示す、32 ビットの整数値を返します。

DownloadComponents

True の場合は、保存したドキュメントを Web ブラウザーで表示するときに必要になる Microsoft Office Web コンポーネントがダウロードされます (ただし、コンポーネントがインストールされていない場合のみ)。 False の場合は、コンポーネントがダウンロードされません。 既定値は False です。

Encoding

保存したドキュメントを表示する場合に、Web ブラウザーで使用されるドキュメントのエンコード形式 (コード ページまたは文字セット) を設定します。 既定値はシステム コード ページです。

FolderSuffix

ドキュメントを Web ページとして保存するときに Microsoft Excel が使用するフォルダー サフィックスを返し、長いファイル名を使用し、サポート ファイルを別のフォルダーに保存することを選択します (つまり、 プロパティと OrganizeInFolder プロパティが True に設定されている場合UseLongFileNames)。

LocationOfComponents

保存済みのドキュメントを表示するときに許可されたユーザーが Microsoft Office Web コンポーネントをダウンロードできる場所への中央 URL (イントラネットまたは Web) またはパス (ローカルまたはネットワーク) を取得または設定します。 既定値は、Microsoft Office のローカルまたはネットワークのインストール パスです。

OrganizeInFolder

True に設定すると、指定した文書を Web ページとして保存するときに、背景のテクスチャおよびグラフィックスをはじめとするすべての関連ファイルが別のフォルダーに保存されます。 False に設定すると、関連ファイルは Web ページと同じフォルダーに保存されます。 既定値は True です。

Parent

指定されたオブジェクトの親オブジェクトを返します。

PixelsPerInch

Web ページ上のグラフィック イメージおよび表のセルの密度 (1 インチあたりのピクセル数) を設定または返します。 通常の設定数値の範囲は 19 ~ 480 で、よく使用される画面のサイズに対する一般的な設定は、72、96、および 120 です。 既定値は 96 です。

RelyOnCSS

True に設定すると、保存した文書を Web ブラウザーで表示するときに、フォントの書式設定にカスケード スタイル シート (CSS) が使用されます。 False を 指定すると、HTML <FONT> タグとカスケード スタイル シートが使用されます。 既定値は True です。

RelyOnVML

True に設定すると、文書を Web ページとして保存するときに描画オブジェクトから画像ファイルが生成されません。 False に設定すると、画像が生成されます。 既定値は False です。

ScreenSize

Web ブラウザーで保存した MsoScreenSize ドキュメントを表示するときに使用する最適な最小画面サイズ (高さ単位のピクセル単位) を指定する定数を設定または返します。 既定の定数は msoScreenSize800x600 です。

TargetBrowser

ブラウザーのバージョンを示す定数を MsoTargetBrowser 設定または返します。

UseLongFileNames

True に設定すると、文書を Web ページとして保存するときに長いファイル名が使用されます。 False に設定すると、長いファイル名が使用されずに、DOS ファイル名形式 (8.3) が使用されます。 既定値は True です。

メソッド

UseDefaultFolderSuffix()

指定されたドキュメントのフォルダーの接尾辞として、選択またはインストールした言語サポートの既定の接尾辞を設定します。

適用対象