WorksheetFunction.Covar(Object, Object) メソッド
定義
重要
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共分散を返します。共分散とは、2 組の対応するデータ間での標準偏差の積の平均値です。
public:
double Covar(System::Object ^ Arg1, System::Object ^ Arg2);
public double Covar (object Arg1, object Arg2);
Public Function Covar (Arg1 As Object, Arg2 As Object) As Double
パラメーター
- Arg1
- Object
整数のデータが入力されている一方のセル範囲を指定します。
- Arg2
- Object
整数のデータが入力されているもう一方のセル範囲を指定します。
戻り値
注釈
重要: この関数は 1 つ以上の新しい関数に置き換えられました。この関数は、精度が向上し、その名前が使用法をより適切に反映している可能性があります。 この関数は旧バージョンの Excel で引き続き利用可能ですが、 下位互換性を確保する必要がない場合には、機能をより正確に表わす新しい関数を今後使用することをご検討ください。 新しい関数の詳細については、 メソッドと Covariance_S(Object, Object) メソッドに関するページをCovariance_P(Object, Object)参照してください。
共分散を利用することによって、2 組のデータの相関関係を分析することができます。 たとえば、ある社会集団を対象に、収入と最終学歴の相関関係を調べることができます。
引数には、数値、数値配列、または数値を含む範囲を参照する名前かセル参照を指定します。
引数として指定した配列またはセル範囲に文字列、論理値、空白セルが含まれている場合、これらは無視されます。ただし、数値として 0 (ゼロ) を含むセルは計算の対象となります。
Arg2
データ ポイントの数が異なる場合Arg1
、Covar はエラーを生成します。
Arg1
または Arg2
が空の場合、Covar はエラーを生成します。
共分散は、次の数式で表されます。
図 1: 共変性の数式
ここで、x は標本平均 AVERAGE(配列 1)、y は標本平均 AVERAGE(配列 2)、n は標本数です。