WorksheetFunction.TDist(Double, Double, Double) メソッド

定義

数値 (x) がパーセンテージ ポイントの計算対象となる t の計算値である Student t 分布のパーセンテージ ポイント (確率) を返します。 t 分布は、小さなサンプル データ セットの仮説検定で使用されます。 t 分布の重要な値のテーブルの代わりに、この関数を使用します。

public:
 double TDist(double Arg1, double Arg2, double Arg3);
public double TDist (double Arg1, double Arg2, double Arg3);
Public Function TDist (Arg1 As Double, Arg2 As Double, Arg3 As Double) As Double

パラメーター

Arg1
Double

x: t 分布を計算する数値を指定します。

Arg2
Double

自由度: 分布の自由度を整数で指定します。

Arg3
Double

Tails - 返す配布テールの数を指定します。 tails = 1 の場合、TDIST は 1 つの尾の分布を返します。 tails = 2 の場合、TDIST は 2 つの尾の分布を返します。

戻り値

注釈

重要: この関数は 1 つ以上の新しい関数に置き換えられました。この関数は、精度が向上し、その名前が使用法をより適切に反映している可能性があります。 この関数は旧バージョンの Excel で引き続き利用可能ですが、 下位互換性を確保する必要がない場合には、機能をより正確に表わす新しい関数を今後使用することをご検討ください。 新しい関数の詳細については、および T_Dist_2T(Double, Double) メソッドにT_Dist_RT(Double, Double)T_Dist(Double, Double, Boolean)関するページを参照してください。

引数が数値以外の場合、 TDist は #VALUE を返します。 が返されます。

degrees_freedom < 1 の場合、 TDist は #NUM を返します。 が返されます。

自由度、尾部に小数点以下の値を指定しても切り捨てられます。

末尾が 1 または 2 以外の値の場合、 TDist は #NUM を返します。 が返されます。

x < 0 の場合、 TDist は #NUM を返します。 が返されます。

tails = 1 の場合、 TDist は TDIST = P( X>x ) として計算されます。ここで、X は t 分布に続くランダム変数です。 tails = 2 の場合、 TDist は TDIST = P(|X| > x) = P(X x > または X < -x)。

x < 0 は許可されていないため、x < 0 の場合に TDist を使用するには、TDIST(-x,df,1) = 1 – TDIST(x,df,1) = P(X > -x,df,2) = TDIST(x df,2) = P(|X|> x)。

適用対象