SettingsPropertyValue.PropertyValue プロパティ

定義

SettingsProperty オブジェクトの値を取得または設定します。

public:
 property System::Object ^ PropertyValue { System::Object ^ get(); void set(System::Object ^ value); };
public object PropertyValue { get; set; }
member this.PropertyValue : obj with get, set
Public Property PropertyValue As Object

プロパティ値

SettingsProperty オブジェクトの値です。 この値が設定されると、IsDirty プロパティは true に設定され、UsingDefaultValuefalse に設定されます。

値が初めて PropertyValue プロパティからアクセスされ、その値が当初は SettingsPropertyValue プロパティを使用してシリアル化された表現として SerializedValue オブジェクトに格納されていた場合、PropertyValue プロパティによって、基になる値の逆シリアル化が発生します。 その結果、Deserialized プロパティは true に設定されます。

この一連のイベントが ASP.NET の下で発生し、逆シリアル化の処理中にエラーが発生した場合は、ASP.NET の状態監視機能を使用してエラーがログに記録されます。 つまり、ASP.NET で実行している場合、既定では、逆シリアル化のエラーはアプリケーション イベント ログに表示されます。 この処理が ASP.NET の外部で行われた場合は、逆シリアル化中にエラーが発生しても、そのエラーは出力されず、逆シリアル化の残りのロジックが実行されます。 逆シリアル化が試行されたときに逆シリアル化対象のシリアル化された値がない場合、SettingsPropertyValue オブジェクトは、既定値が、関連付けられている SettingsProperty インスタンスで定義されて構成されていれば、代わりにその既定値を返そうとします。 その際に DefaultValue プロパティが null または文字列 "[null]" に設定されていると、SettingsPropertyValue オブジェクトは PropertyValue プロパティを、参照型の場合は null、関連付けられている値型の場合は既定値に初期化します。 一方、DefaultValue プロパティに有効なオブジェクト参照または文字列値 ("[null]" 以外) が格納されている場合は、DefaultValue プロパティが返されます。

逆シリアル化が試行されたときに逆シリアル化対象のシリアル化された値がなく、既定値も指定されていない場合、文字列型については空の文字列が返されます。 他のすべての型では、 を呼び出 CreateInstance(Type) すことによって既定のインスタンスが返されます。参照型の場合は、パラメーターなしのコンストラクターを使用してオブジェクト インスタンスを作成しようとします。 この試行が失敗した場合は、null が返されます。

例外

DefaultValue プロパティの既定値を使用しようとしているときにエラーが発生しました。 DefaultValue プロパティを有効な型に変換しようとして失敗したか、結果の値が PropertyType で定義されている型と互換性がないかのいずれかです。

適用対象