SecurityProtocolType 列挙型

定義

Schannel セキュリティ パッケージでサポートされるセキュリティ プロトコルを示します。

この列挙体は、メンバー値のビットごとの組み合わせをサポートしています。

public enum class SecurityProtocolType
[System.Flags]
public enum SecurityProtocolType
[<System.Flags>]
type SecurityProtocolType = 
Public Enum SecurityProtocolType
継承
SecurityProtocolType
属性

フィールド

Ssl3 48

SSL (Secure Socket Layer) 3.0 セキュリティ プロトコルを示します。 SSL 3.0 は、Transport Layer Security (TLS) プロトコルに取って代わられ、下位互換性の目的だけに提供されています。

SystemDefault 0

使用する最適なプロトコルを選択し、セキュリティで保護されていないプロトコルをブロックすることをオペレーティング システムに許可します。 アプリケーションに特別な理由がない限り、この値を使用するようにしてください。

Tls 192

TLS (Transport Layer Security) 1.0 セキュリティ プロトコルを示します。 TLS 1.0 プロトコルは、IETF RFC 2246 で定義されています。

Tls11 768

TLS (Transport Layer Security) 1.1 セキュリティ プロトコルを示します。 TLS 1.1 プロトコルは、IETF RFC 4346 で定義されています。 Windows システムでは、この値は Windows 7 以降ではサポートされています。

Tls12 3072

TLS (Transport Layer Security) 1.2 セキュリティ プロトコルを示します。 TLS 1.2 プロトコルは、IETF RFC 5246 で定義されています。 Windows システムでは、この値は Windows 7 以降ではサポートされています。

Tls13 12288

TLS 1.3 セキュリティ プロトコルを指定します。 TLS プロトコルは、IETF RFC 8446 で定義されています。

注釈

この列挙は、使用するトランスポート セキュリティ プロトコルを指定するために使用できる値のセットを定義します。 プロパティの列挙型 SecurityProtocol です。 この列挙体を使用して、および (TLS/SSL を使用する場合) などの WebClientHttpWebRequestHttpClientSmtpClient .NET Framework で HTTP API を使用している場合に、トランスポート セキュリティ プロトコル ポリシーを決定します。

トランスポート層セキュリティ (TLS) プロトコルは、接続指向プロトコル (通常は TCP) が使用されていることを前提としています。

適用対象

こちらもご覧ください