RemotingConfiguration.CustomErrorsEnabled(Boolean) メソッド

定義

このアプリケーション ドメインのサーバー チャネルによって、ローカルまたはリモートの呼び出し元に対して、フィルター処理した例外情報を返すか、またはすべての例外情報を返すかを指定します。

public:
 static bool CustomErrorsEnabled(bool isLocalRequest);
public static bool CustomErrorsEnabled (bool isLocalRequest);
static member CustomErrorsEnabled : bool -> bool
Public Shared Function CustomErrorsEnabled (isLocalRequest As Boolean) As Boolean

パラメーター

isLocalRequest
Boolean

ローカルの呼び出し元を指定する場合は true。リモートの呼び出し元を指定する場合は false

戻り値

フィルター処理された例外情報だけが isLocalRequest パラメーターで指定されたとおりにローカルの呼び出し元またはリモートの呼び出し元に返される場合は true。完全な例外情報が返される場合は false

注釈

完全な例外情報には、厳密なサーバー例外とサーバー スタック トレースが含まれます。 フィルター処理された情報には、標準リモート処理例外が含まれますが、サーバー スタック トレースは含まれません。

メソッドはCustomErrorsEnabled、アプリケーション構成ファイルの 要素の <customErrors> 属性でmode指定された構成設定を反映します。 構成オプションの詳細については、「 リモート アプリケーションの構成」を参照してください。

次の表は、例外情報を受信する呼び出し元と受信する情報の種類を指定する 3 つのサーバー チャネル プロパティ値を示しています。

説明
off すべての呼び出し元は、完全な例外情報を受け取ります。
on すべての呼び出し元は、フィルター処理された例外情報を受け取ります。
remoteOnly ローカルの呼び出し元は完全な例外情報を受け取り、リモートの呼び出し元はフィルター処理された例外情報を受け取ります。

次の表は、 パラメーターとサーバー チャネル プロパティの isLocalRequest 相互作用を示しています。

isLocalRequest 戻り値 説明
on true true ローカル呼び出し元は、フィルター処理された例外情報を受け取ります。
on false true リモート呼び出し元は、フィルター処理された例外情報を受け取ります。
off true false ローカル呼び出し元は、完全な例外情報を受け取ります。
off false false リモート呼び出し元は、完全な例外情報を受け取ります。
remoteOnly true false ローカル呼び出し元は、完全な例外情報を受け取ります。
remoteOnly false true リモート呼び出し元は、フィルター処理された例外情報を受け取ります。

アプリケーション構成ファイルを使用して呼び出し元への例外情報の戻り値を制御する方法については、 要素を <customErrors> 参照してください。

適用対象