WorkflowServiceHost クラス

定義

ワークフローのホストを提供します。 メッセージング アクティビティ、複数インスタンス化、構成などの機能をサポートします。

public ref class WorkflowServiceHost : System::ServiceModel::ServiceHostBase
public class WorkflowServiceHost : System.ServiceModel.ServiceHostBase
type WorkflowServiceHost = class
    inherit ServiceHostBase
Public Class WorkflowServiceHost
Inherits ServiceHostBase
継承

WorkflowServiceHost クラスを使用する方法を示す例を次に示します。

Console.WriteLine("Starting up...");
WorkflowService service = CreateService();
Uri address = new Uri("servicebaseaddress");
WorkflowServiceHost host = new WorkflowServiceHost(service, address);

try
{
    Console.WriteLine("Opening service...");
    host.Open();

    Console.WriteLine("Service is listening on {0}...", address);
    Console.WriteLine("To terminate press ENTER");
    Console.ReadLine();
}
catch (Exception ex)
{
    Console.WriteLine("Service terminated with exception {0}", ex.ToString());
}
finally
{
    host.Close();
}

コンストラクター

WorkflowServiceHost()

WorkflowServiceHost クラスの新しいインスタンスを初期化します。

WorkflowServiceHost(Activity, Uri[])

指定したアクティビティとベース アドレスを使用して、WorkflowServiceHost クラスの新しいインスタンスを初期化します。

WorkflowServiceHost(Object, Uri[])

指定したサービス オブジェクトとベース アドレスを使用して、WorkflowServiceHost クラスの新しいインスタンスを初期化します。

WorkflowServiceHost(WorkflowService, Uri[])

指定したサービス定義とベース アドレスのコレクションを使用して、WorkflowServiceHost クラスの新しいインスタンスを初期化します。

プロパティ

Activity

ホストされるワークフロー サービスのルート アクティビティを取得します。

Authentication

サービスの認証動作を取得します。

(継承元 ServiceHostBase)
Authorization

ホストされるサービスの承認動作を取得します。

(継承元 ServiceHostBase)
BaseAddresses

ホストされるサービスによって使用されるベース アドレスを取得します。

(継承元 ServiceHostBase)
ChannelDispatchers

サービス ホストによって使用されるチャネル ディスパッチャーのコレクションを取得します。

(継承元 ServiceHostBase)
CloseTimeout

サービス ホストを閉じておける期間を取得または設定します。

(継承元 ServiceHostBase)
Credentials

ホストされるサービスの資格情報を取得します。

(継承元 ServiceHostBase)
DefaultCloseTimeout

サービス ホストを閉じておける既定の期間を取得します。

(継承元 ServiceHostBase)
DefaultOpenTimeout

サービス ホストを開いておける既定の期間を取得します。

(継承元 ServiceHostBase)
Description

ホストされるサービスの記述を取得します。

(継承元 ServiceHostBase)
DurableInstancingOptions

ワークフロー サービス ホストに関連付けられた DurableInstancingOptions を取得します。

Extensions

現在の指定されたサービス ホストの拡張機能を取得します。

(継承元 ServiceHostBase)
ImplementedContracts

ホストされるサービスによって実装されるコントラクトを取得します。

(継承元 ServiceHostBase)
IsDisposed

通信オブジェクトが破棄されたかどうかを示す値を取得します。

(継承元 CommunicationObject)
ManualFlowControlLimit

ホストされるサービスによって受信されるメッセージのフロー制御制限を取得または設定します。

(継承元 ServiceHostBase)
OpenTimeout

サービス ホストを開いておける期間を取得または設定します。

(継承元 ServiceHostBase)
State

通信オブジェクトの現在の状態を示す値を取得します。

(継承元 CommunicationObject)
SupportedVersions

このワークフロー サーバー ホストでサポートされているワークフロー バージョンの一覧を取得します。

ThisLock

状態遷移中にクラス インスタンスを保護する相互排他的なロックを取得します。

(継承元 CommunicationObject)
WorkflowExtensions

WorkflowInstanceExtensionManager オブジェクトを取得して、ワークフロー サービス インスタンスに拡張機能を追加または削除します。

メソッド

Abort()

通信オブジェクトを、直ちに現在の状態から Closing 状態に遷移させます。

(継承元 CommunicationObject)
AddBaseAddress(Uri)

サービス ホストにベース アドレスを追加します。

(継承元 ServiceHostBase)
AddDefaultEndpoints()

既定のバインドを使用して、サービス ホストで検出された各コントラクト内のすべてのベース アドレスのサービス エンドポイントを追加します。

(継承元 ServiceHostBase)
AddServiceEndpoint(ServiceEndpoint)

ワークフロー サービス ホストにサービス エンドポイントを追加します。

AddServiceEndpoint(String, Binding, String)

指定したコントラクト、バインド、およびアドレスを使用して、ワークフロー サービス ホストにサービス エンドポイントを追加します。

AddServiceEndpoint(String, Binding, String, Uri)

指定したコントラクト、バインド、エンドポイント アドレス、およびリッスン URI を使用して、ワークフロー サービス ホストにサービス エンドポイントを追加します。

AddServiceEndpoint(String, Binding, Uri)

指定したコントラクト、バインド、およびアドレスを使用して、ワークフロー サービス ホストにサービス エンドポイントを追加します。

AddServiceEndpoint(String, Binding, Uri, Uri)

指定したコントラクト、バインド、エンドポイント アドレス、およびリッスン URI を使用して、ワークフロー サービス ホストにサービス エンドポイントを追加します。

AddServiceEndpoint(XName, Binding, String, Uri, String)

指定したコントラクト、バインド、エンドポイント アドレス、リッスン URI、および動作の構成名を使用して、ワークフロー サービス ホストにサービス エンドポイントを追加します。

AddServiceEndpoint(XName, Binding, Uri, Uri, String)

指定した実装済みのコントラクト、バインド、エンドポイント アドレス、リッスン URI、および動作の構成名を使用して、ワークフロー サービス ホストにサービス エンドポイントを追加します。

ApplyConfiguration()

サービス記述情報を構成ファイルから読み込み、構築中のランタイムにその情報を適用します。

(継承元 ServiceHostBase)
BeginClose(AsyncCallback, Object)

通信オブジェクトをクローズするための非同期操作を開始します。

(継承元 CommunicationObject)
BeginClose(TimeSpan, AsyncCallback, Object)

タイムアウトを指定して、通信オブジェクトをクローズするための非同期操作を開始します。

(継承元 CommunicationObject)
BeginOpen(AsyncCallback, Object)

通信オブジェクトを開くための非同期操作を開始します。

(継承元 CommunicationObject)
BeginOpen(TimeSpan, AsyncCallback, Object)

指定した時間内で通信オブジェクトを開くための非同期操作を開始します。

(継承元 CommunicationObject)
Close()

通信オブジェクトを、現在の状態から Closed 状態に遷移させます。

(継承元 CommunicationObject)
Close(TimeSpan)

指定した時間内で、通信オブジェクトを現在の状態から Closed 状態に遷移させます。

(継承元 CommunicationObject)
CreateDescription(IDictionary<String,ContractDescription>)

指定したアドレスのキーと値のペアのコレクション、バインド、コントラクト、および動作のサービス エンドポイント情報を使用して、ホストされるワークフロー サービスのサービスの説明を作成します。

EndClose(IAsyncResult)

通信オブジェクトをクローズするための非同期操作を完了します。

(継承元 CommunicationObject)
EndOpen(IAsyncResult)

通信オブジェクトを開くための非同期操作を完了します。

(継承元 CommunicationObject)
Equals(Object)

指定されたオブジェクトが現在のオブジェクトと等しいかどうかを判断します。

(継承元 Object)
Fault()

通信オブジェクトを、現在の状態から Faulted 状態に遷移させます。

(継承元 CommunicationObject)
GetCommunicationObjectType()

通信オブジェクトの型を取得します。

(継承元 CommunicationObject)
GetHashCode()

既定のハッシュ関数として機能します。

(継承元 Object)
GetType()

現在のインスタンスの Type を取得します。

(継承元 Object)
IncrementManualFlowControlLimit(Int32)

ホストされるサービスへのメッセージのフロー レートの制限を、指定した値で増分します。

(継承元 ServiceHostBase)
InitializeDescription(UriSchemeKeyedCollection)

コントラクトとサービスの記述を指定して、サービス ホストの作成と初期化を行います。

(継承元 ServiceHostBase)
InitializeRuntime()

ワークフロー サービス ホストのランタイムを初期化します。

LoadConfigurationSection(ServiceElement)

ホストされるサービスの構成ファイルからサービス要素を読み込みます。

(継承元 ServiceHostBase)
MemberwiseClone()

現在の Object の簡易コピーを作成します。

(継承元 Object)
OnAbort()

ワークフロー サービス ホストが中止されたときに呼び出されます。

OnBeginClose(TimeSpan, AsyncCallback, Object)

ワークフロー サービス ホストが閉じるときに呼び出される非同期操作を開始します。

OnBeginOpen(TimeSpan, AsyncCallback, Object)

ワークフロー サービス ホストが開くときに呼び出される非同期操作を開始します。

OnBeginOpen(TimeSpan, AsyncCallback, Object)

サービス ホストの開始時に呼び出される非同期操作を開始します。

(継承元 ServiceHostBase)
OnClose(TimeSpan)

ホストされるサービスを、チャネル ディスパッチャー、関連付けられたインスタンス コンテキスト、およびリスナーを含めて閉じます。

OnCloseAsync(TimeSpan)

ワークフローのホストを提供します。 メッセージング アクティビティ、複数インスタンス化、構成などの機能をサポートします。

(継承元 CommunicationObject)
OnClosed()

サービス ホストによって使用されているリソースを解放します。

(継承元 ServiceHostBase)
OnClosing()

通信オブジェクトが Closing 状態に遷移しているときに呼び出されます。

(継承元 CommunicationObject)
OnEndClose(IAsyncResult)

ワークフロー サービス ホストが閉じるときに呼び出される非同期操作を完了します。

OnEndOpen(IAsyncResult)

ワークフロー サービス ホストが開くときに呼び出される非同期操作を完了します。

OnEndOpen(IAsyncResult)

サービス ホストの開始時に呼び出された非同期操作を完了します。

(継承元 ServiceHostBase)
OnFaulted()

同期フォールト操作の呼び出しにより通信オブジェクトが Faulted 状態に遷移した後で、通信オブジェクトに処理を挿入します。

(継承元 CommunicationObject)
OnOpen(TimeSpan)

チャネル ディスパッチャーを開きます。

OnOpen(TimeSpan)

チャネル ディスパッチャーを開きます。

(継承元 ServiceHostBase)
OnOpenAsync(TimeSpan)

ワークフローのホストを提供します。 メッセージング アクティビティ、複数インスタンス化、構成などの機能をサポートします。

(継承元 CommunicationObject)
OnOpened()

ホストされるサービスのサービス資格情報、サービス認証およびサービス承認動作を取得します。

(継承元 ServiceHostBase)
OnOpening()

通信オブジェクトが Opening 状態に遷移しているときに呼び出されます。

(継承元 CommunicationObject)
Open()

通信オブジェクトを、Created 状態から Opened 状態に遷移させます。

(継承元 CommunicationObject)
Open(TimeSpan)

指定した時間内で、通信オブジェクトを Created 状態から Opened 状態に遷移させます。

(継承元 CommunicationObject)
ReleasePerformanceCounters()

ホストされるサービスの、サービスとチャネル ディスパッチャーのパフォーマンス カウンターを解放します。

(継承元 ServiceHostBase)
SetEndpointAddress(ServiceEndpoint, String)

指定されたエンドポイントのエンドポイント アドレスを指定されたアドレスに設定します。

(継承元 ServiceHostBase)
ThrowIfDisposed()

通信オブジェクトが破棄された場合に、例外をスローします。

(継承元 CommunicationObject)
ThrowIfDisposedOrImmutable()

通信オブジェクトの State プロパティが Created 状態に設定されていない場合、例外をスローします。

(継承元 CommunicationObject)
ThrowIfDisposedOrNotOpen()

通信オブジェクトが Opened 状態ではない場合に、例外をスローします。

(継承元 CommunicationObject)
ToString()

現在のオブジェクトを表す文字列を返します。

(継承元 Object)

イベント

Closed

通信オブジェクトが Closed 状態に遷移すると発生します。

(継承元 CommunicationObject)
Closing

通信オブジェクトが Closing 状態に遷移すると発生します。

(継承元 CommunicationObject)
Faulted

通信オブジェクトが Faulted 状態に遷移すると発生します。

(継承元 CommunicationObject)
Opened

通信オブジェクトが Opened 状態に遷移すると発生します。

(継承元 CommunicationObject)
Opening

通信オブジェクトが Opening 状態に遷移すると発生します。

(継承元 CommunicationObject)
UnknownMessageReceived

不明のメッセージが受信されたときに発生します。

(継承元 ServiceHostBase)

明示的なインターフェイスの実装

IDisposable.Dispose()

サービス ホストを閉じます。

(継承元 ServiceHostBase)

適用対象