HttpTransportBindingElement.UnsafeConnectionNtlmAuthentication プロパティ

定義

サーバー上で安全ではない接続共有が有効であるかどうかを示す値を取得または設定します。 有効な場合、NTLM 認証は、TCP 接続ごとに 1 回実行されます。

public:
 property bool UnsafeConnectionNtlmAuthentication { bool get(); void set(bool value); };
public bool UnsafeConnectionNtlmAuthentication { get; set; }
member this.UnsafeConnectionNtlmAuthentication : bool with get, set
Public Property UnsafeConnectionNtlmAuthentication As Boolean

プロパティ値

安全ではない接続共有が有効な場合は true。それ以外の場合は false。 既定値は、false です。

次の例では、このプロパティを設定して、安全ではない接続共有を有効にしています。

HttpTransportBindingElement httpBinding = new HttpTransportBindingElement();  
httpBinding.AuthenticationScheme = AuthenticationSchemes.Ntlm;  
httpBinding.UnsafeConnectionNtlmAuthentication = true;  

注釈

このプロパティが true に設定されていて、特定の接続経由の最初の要求が NTLM を使用して認証されている場合、同じ接続上の後続の要求は、最初の要求の IIdentity の認証情報を使用して処理されます。

NTLM が認証プロトコルではない場合、このプロパティは無効です。

注意

このプロパティを true に設定すると、追加の NTLM 認証チャレンジが送信されないため、パフォーマンスが向上しますが、すべての要求に認証情報の提供を要求しないというセキュリティ リスクが存在します。 パフォーマンスの向上がリスクよりも重要であるかどうかを判断する必要があります。

詳細については、「UnsafeConnectionNtlmAuthentication」を参照してください。

適用対象