TransportBindingElement クラス

定義

トランスポート バインド要素を表す abstract 基本クラス。

public ref class TransportBindingElement abstract : System::ServiceModel::Channels::BindingElement
public abstract class TransportBindingElement : System.ServiceModel.Channels.BindingElement
type TransportBindingElement = class
    inherit BindingElement
Public MustInherit Class TransportBindingElement
Inherits BindingElement
継承
TransportBindingElement
派生

注釈

このクラスは、Windows Communication Foundation (WCF) によって提供されるすべてのトランスポート バインド要素に共通するプロパティを考慮します。 このクラスは、基本トランスポート設定を、実行時のマニフェストに変換する処理を行います。 これは、その具象派生クラス トランスポート バインドでのトランスポート固有の設定 (たとえば、HTTP の HttpProxySettings) ロジックの変換を代行します。これには、以下のクラスが含まれます。

Note

カスタム トランスポート バインド要素の開発者は、このクラスを継承する必要があります。このクラスは、BindingElement クラスから派生します。

コンストラクター

TransportBindingElement()

このクラスの新しいインスタンスを作成します。

TransportBindingElement(TransportBindingElement)

既存のインスタンスを使用して、このクラスの新しいインスタンスを作成します。

プロパティ

ManualAddressing

メッセージの手動アドレス指定が必要かどうかを示す値を取得または設定します。

MaxBufferPoolSize

トランスポートが使用するバッファー プールの最大サイズ (バイト単位) を取得または設定します。

MaxReceivedMessageSize

受信できる最大メッセージ サイズ (バイト単位) を取得または設定します。

Scheme

トランスポートの URI スキームを取得します。

メソッド

BuildChannelFactory<TChannel>(BindingContext)

指定した種類のチャネルを生成するよう、バインド コンテキストからチャネル ファクトリを初期化します。

(継承元 BindingElement)
BuildChannelListener<TChannel>(BindingContext)

指定した種類のチャネルを受け入れるよう、バインディング コンテキストからチャネル リスナーを初期化します。

(継承元 BindingElement)
CanBuildChannelFactory<TChannel>(BindingContext)

指定した種類のチャネルに対するチャネル ファクトリをバインド要素が作成できるかどうかを示す値を返します。

(継承元 BindingElement)
CanBuildChannelListener<TChannel>(BindingContext)

指定した種類のチャネルに対するリスナーをバインド要素が作成できるかどうかを示す値を返します。

(継承元 BindingElement)
Clone()

派生クラスでオーバーライドされると、バインド要素オブジェクトのコピーを返します。

(継承元 BindingElement)
Equals(Object)

指定されたオブジェクトが現在のオブジェクトと等しいかどうかを判断します。

(継承元 Object)
GetHashCode()

既定のハッシュ関数として機能します。

(継承元 Object)
GetProperty<T>(BindingContext)

指定した BindingContext からプロパティを取得します。

GetType()

現在のインスタンスの Type を取得します。

(継承元 Object)
MemberwiseClone()

現在の Object の簡易コピーを作成します。

(継承元 Object)
ToString()

現在のオブジェクトを表す文字列を返します。

(継承元 Object)

適用対象