PersonalizationScope 列挙型

定義

WebPartManager オブジェクトのパーソナル化スコープまたは Web パーツ コントロールのプロパティに適用されるパーソナル化スコープを示します。

public enum class PersonalizationScope
public enum PersonalizationScope
type PersonalizationScope = 
Public Enum PersonalizationScope
継承
PersonalizationScope

フィールド

Shared 1

WebPartManager コントロールのスコープの場合、Shared スコープは、パーソナル化データがページ上のパーソナル化できるすべてのコントロールの全ユーザーに適用され、パーソナル化データをページ上に保存できることを示します。
Web パーツ コントロールのプロパティに関連付けられたスコープの場合、Shared スコープが示すのは、そのプロパティでは通常すべてのユーザーに関連付けられたデータの読み込みまたは保存のみを実行できるということです。

User 0

WebPartManager コントロールのスコープを参照する場合、User スコープは、すべてのユーザーに適用されるパーソナル化データだけでなく、ユーザー固有のパーソナル化データがページ上のパーソナル化できるすべてのコントロールに読み込まれることを示します。 ユーザー固有のパーソナル化データだけをページに保存できます。
Web パーツ コントロールのプロパティに関連付けられたスコープの場合、User スコープが示すのは、そのプロパティでは Shared スコープ内にあるページ上で実行したときにすべてのユーザーに適用可能なデータの読み込みと保存のみを実行できるということです。 ただし、プロパティのコントロールがスコープ内のページで User 実行されている場合、プロパティのユーザーごとのデータとすべてのユーザー データが読み込まれ、マージされます。 ただし、この場合、ページがスコープ スコープで User 実行されている場合は、ユーザーごとのデータのみが保存されます。

次の例では、 列挙体の使用を PersonalizationScope 示します。

if (_manager.Personalization.Scope == PersonalizationScope.Shared)
{
    TextBox2.Text = "Shared Scope";
}
else
    TextBox2.Text = "User Scope";

注釈

個人用設定スコープは、Web パーツの個人用設定の主要な概念であり、ページがコントロールを介して WebPartManager 実行されているスコープ、コントロールの各プロパティに関連付けられているスコープ、およびコントロールがページに追加された方法など、他の設定と緊密に統合されています。 パーソナル化スコープの詳細については、「 Web パーツのパーソナル化の概要」を参照してください。

パーソナル化スコープとは、個人用設定データをさまざまなユーザー セットに適用する方法を指します。 一部のパーソナル化データは、ページ上の特定のユーザーとコントロールにのみ適用されます。 その他の個人用設定データは、サイトを表示するすべてのユーザーに適用されます。 パーソナル化スコープは、取得して表示する必要があるデータのセットを示すために、パーソナル化のさまざまな領域で使用されます。

ページがパーソナル化スコープで Shared 実行されている場合、これは、コントロールを表示するすべてのユーザーに適用できる特定のコントロールの個人用設定データのみを読み込む必要があることを示します。 現在実行中のユーザーの権限に応じて、この広範に適用されるデータを変更してデータ ストアに保存することもできます。 ページがパーソナル化スコープで User 実行されている場合、これは、現在実行中のユーザーに基づいてコントロールのパーソナル化データを保存して読み込む必要があることを示します。 通常、これはユーザー固有のデータをコントロールに読み込んで保存できるのに対し、広範に適用できるデータ (または共有データ) はコントロールでのみ表示できることを意味します。

WebPartManagerパーソナル化の高レベルのライフ サイクルを管理するコントロールは、2 つのパーソナル化スコープのいずれかで実行されます。

適用対象