.NET Monitor にはディストリビューションレス イメージのみ含まれます

  • [アーティクル]

.NET Monitor 8 イメージ オファリングは、.NET Monitor 7 イメージ オファリングと比較して、より優れたセキュリティ体制と小さなイメージに重点を置くために簡略化されました。 この変更の一環として、.NET Monitor 用の Alpine ベースのイメージは、Ubuntu Chiseled ベースのイメージに置き換えられます。

以前の動作

.NET Monitor 7 には、次の種類のイメージが用意されています。

  • Alpine Arm64 と x64

新しい動作

.NET Monitor 8 には、次の種類のイメージが用意されています。

  • Ubuntu Chiseled arm64 および x64

.NET Monitor 7 の次のタグ パターンは、.NET Monitor 8 オファリングに相当するものはありません。

  • Alpine タグ: *-alpine、*-alpine-arm64v8、*-alpine-amd64

これらのタグ パターンは、.NET Monitor 8 の次のタグ パターンに置き換えられます。

  • Ubuntu Chiseled タグ: *-ubuntu-chiseled、*-ubuntu-chiseled-arm64v8、*-ubuntu-chiseled-amd64

latest フローティング タグは、Alpine ベースのイメージから Ubuntu Chiseled ベースのイメージに自動的に更新されました。

導入されたバージョン

.NET 8 Preview 1

破壊的変更の種類

この変更は、動作変更です。

変更理由

.NET Monitor イメージの用途は、"アプライアンス" イメージとして使用することです。 これらのイメージは、派生の基本イメージとして使用されるものではなく、"そのまま" で使用することを目的としています。 .NET コンテナー オファリングで使用可能な Ubuntu Chiseled のサポートにより、.NET Monitor は、Ubuntu Chiseled ベースのイメージのみを提供するようにオファリングを移行しました。 これらのイメージは、より優れたセキュリティ体制を提供し、イメージ サイズを縮小します。

.NET Monitor 7 の次のタグ パターンは、.NET Monitor 8 オファリングに相当するものはありません。

  • Alpine タグ: *-alpine、*-alpine-arm64v8、*-alpine-amd64

タグの使用状況を更新して、使用する .NET Monitor 8 イメージ オファリングのイメージを示します。 推奨される移行の例を次に示します。

  • 7-alpine ->8-ubuntu-chiseled

完全なディストリビューション イメージからディストリビューションレス イメージに移行する際の注目すべき変更点は、非ルート ユーザーの使用、パッケージ マネージャーの欠如、シェルの不足です。

完全なディストリビューション イメージ (Alpineなど) を使用していた場合、.NET Monitor 8 に移行するときに、デプロイ内の .NET Monitor イメージの実行ユーザーを調整することが必要な場合があります。 実行中のユーザーを変更するためのガイダンスについては、.NET Monitor 8.0 の互換性に関するドキュメントを参照してください。

影響を受ける API

該当なし