HostApplicationBuilder コンストラクターによって考慮される HostApplicationBuilderSettings.Args

  • [アーティクル]

HostApplicationBuilderSettings オブジェクトを受け入れる HostApplicationBuilder コンストラクターが、DisableDefaults が true または false に設定されているかどうかに関係なく、HostApplicationBuilderSettings.Args プロパティを適用するようになりました。

導入されたバージョン

.NET 8 Preview 2

以前の動作

以前は、HostApplicationBuilderSettings.DisableDefaults が true に設定されているとき、HostApplicationBuilderSettings.Args プロパティは無視されていました。

新しい動作

.NET 8 以降、DisableDefaults が true または false に設定されているかに関係なく、HostApplicationBuilderSettings.Args 値は HostApplicationBuilder.Configuration に追加されます。

破壊的変更の種類

この変更は、動作変更です。

変更理由

HostApplicationBuilderSettings.DisableDefaults が true に設定されている場合でも、HostApplicationBuilderSettings.Args が無視される動作は予期しないものでした。 これは、呼び出し元がコマンドライン引数を HostApplicationBuilder に適用したくない場合、それらを HostApplicationBuilderSettings オブジェクトに設定しなかったためです。 呼び出し元が設定のコマンドライン引数を渡したので、これらの引数は考慮されます。

コマンド ライン引数を HostApplicationBuilder 構成に追加しない場合は、HostApplicationBuilderSettings.Args プロパティを null に設定したままにします。

影響を受ける API