<defaultHttpCachePolicy> 要素 (ネットワーク設定)

  • [アーティクル]

HTTP キャッシュがアクティブかどうか、および既定のキャッシュ ポリシーを示します。

configuration
  <system.net>
    <requestCaching>
      <defaultHttpCachePolicy>

構文

<defaultHttpCachePolicy  
  policyLevel="BypassCache|Default"  
  minimumFresh="d.hh:mm:ss|minValue|maxValue"  
  maximumAge="d.hh:mm:ss|minValue|maxValue"  
  maximumStale="d.hh:mm:ss|minValue|maxValue"  
/>

属性および要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性 説明
maximumAge キャッシュされたオブジェクトを期限切れとしてマークするまでの最大時間間隔を指定します。
maximumStale キャッシュされたオブジェクトを期限切れとしてマークするまでの、計算された鮮度時間を超える最大時間を指定します。
minimumFresh キャッシュされたオブジェクトが最新であると見なされるための最小時間を指定します。
policyLevel キャッシュ ポリシーが自動であるかどうか、またはキャッシュをバイパスするかどうかを指定します。 既定値は BypassCache です。

子要素

なし

親要素

要素 説明
requestCaching ネットワーク要求のキャッシュ メカニズムを制御します。

解説

policyLevel 属性の値は、BypassCache または Default のいずれかです。

maximumAge、maximumStale、minimumFresh の各要素の値は、必要に応じて、d.hh:mm:ss (日、時間、分、秒) 形式の明示的な時間間隔か、定数 minValue または maxValue です。

構成ファイル

この要素は、アプリケーション構成ファイルまたはマシン構成ファイル (Machine.config) で使用できます。

例

次の例では、6 時間の最小鮮度時間、2 日間の最大経過時間、4 時間の最大期限切れ時間を指定する方法を示します。

<configuration>  
  <system.net>  
    <requestCaching>  
      <defaultHttpCachePolicy  
        minimumFresh="0.06:00:00"  
        maximumAge="2.00:00:00"  
        maximumStale="0.04:00:00"
      />  
    </requestCaching>  
  </system.net>  
</configuration>

関連項目