<namedCaches> の <add> 要素

  • [アーティクル]

namedCache エントリを、メモリ キャッシュの namedCaches コレクションに追加します。

configuration
  <system.runtime.caching>
    <memoryCache>
      <namedCaches>
        <add>

構文

<namedCaches>  
    <add name="Default" />  
      <!-- child elements -->  
 </namedCaches>

種類

None

属性および要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

属性 説明
CacheMemoryLimitMegabytes MemoryCache のインスタンスを拡張できる最大許容サイズをメガバイト単位で指定する整数値。 既定値は 0 であり、これは MemoryCache クラスの自動サイズ調整ヒューリスティックが既定で使用されることを意味します。
Name キャッシュの名前。
PhysicalMemoryLimitPercentage 物理的にインストールされたコンピューター メモリのうち、キャッシュで使用できる最大パーセンテージを指定する 0 ～ 100 の整数値。 既定値は 0 であり、これは MemoryCache クラスの自動サイズ調整ヒューリスティックが既定で使用されることを意味します。
PollingInterval 時間間隔を示す値。この値を超えると、キャッシュの実装によりキャッシュ インスタンスに設定されている絶対およびパーセントのメモリ制限と現在のメモリ負荷が比較されます。 この値は "HH:MM:SS" 形式で入力します。

子要素

None

親要素

要素 説明
<namedCaches> 名前付き MemoryCache インスタンスの構成設定のコレクションが含まれています。

解説

add 要素は、メモリ キャッシュの namedCaches コレクションにエントリを追加します。 add 要素を使用する前に clear 要素を使用すると、コレクション内に他の名前付きキャッシュが存在しないことを保証できます。 この要素は、machine.config ファイルと Web.config ファイルで使用できます。

例

次の例では、メモリ キャッシュの namedCaches コレクションに対する既定の namedCache エントリの設定を定義する方法を示します。

<configuration>  
  
  <system.runtime.caching>  
    <memoryCache>  
      <namedCaches>  
          <add name="Default"
               cacheMemoryLimitMegabytes="0"
               physicalMemoryPercentage="0"  
               pollingInterval="00:02:00" />  
      </namedCaches>  
    </memoryCache>  
  </system.runtime.caching>  
  
</configuration>

関連項目