<headers>

エンドポイントは、基本となる URI だけでなく、1 つ以上の SOAP ヘッダーによってアドレス指定することもできます。 これが役に立つのは、エンドポイントのクライアントに中継局を指す SOAP ヘッダーを含める必要がある、SOAP 中継局のシナリオの場合です。 この構成要素を使用して、カスタムのアドレス ヘッダーを定義できます。 エンドポイント ヘッダー コレクション内のエントリは、ユーザー定義の XML 要素です。 各要素は、正しい形式の XML である必要があります。

configuration
  system.serviceModel
    <client>
      <endpoint>
        <headers>

構文

<headers>
  <region xmlns="Uri">"String"</region>
  <member xmlns="Uri">"String"</member>
</headers>

属性および要素

以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。

属性

なし。

子要素

ユーザー定義の XML 要素。

親要素

要素 説明
<endpoint> さまざまなタイプのエンドポイントを設定します。

解説

オプション ヘッダーは、エンドポイントの識別または対話のために、より詳細なアドレス指定情報を提供します。 たとえば、ヘッダーを使用して、受信メッセージの処理方法や、エンドポイントからの応答メッセージの送信先を指定できるほか、複数のサービス インスタンスが使用できる場合に、特定ユーザーからの受信メッセージの処理に使用するインスタンスを指定できます。

関連項目