Storeadm.exe (分離ストレージ ツール)
分離ストレージ ツールは、現在のユーザーに関するすべての既存ストアの一覧表示または削除を行います。
このツールは、Visual Studio と共に自動的にインストールされます。 ツールを実行するには、、Visual Studio 開発者コマンド プロンプトまたは Visual Studio Developer PowerShell を使用します。
コマンド プロンプトに次のように入力します。
構文
storeadm [/list][/machine][/remove][/roaming][/quiet]
パラメーター
オプション | 説明 |
---|---|
/h[elp] | このツールのコマンド構文とオプションを表示します。 |
/list | 現在のユーザーに関するすべての既存ストアを表示します。 このユーザーによって実行された、すべてのアプリケーションまたはアセンブリに関するストアなどが表示されます。 |
/machine | コンピューター ストアを選択します。 このオプションを /list または /remove オプションと一緒に使用すると、それらのアクションをマシン ストアに適用する必要があることを指定できます。 .NET Framework 2.0 の新機能 |
/quiet | クワイエット モードを指定します。このモードでは、情報の出力が中止され、エラー メッセージだけが表示されます。 |
/remove | 現在のユーザーに関するすべての既存ストアを削除します。 |
/roaming | ローミング ストアを選択します。 このオプションを /list または /remove オプションと一緒に使用すると、それらのアクションをローミング ストアに適用する必要があることを指定できます。 |
/? | このツールのコマンド構文とオプションを表示します。 |
Remarks
オプションを指定せずにコマンド ラインから Storeadm.exe を実行すると、Storeadm.exe に関する構文とオプションが表示されます。
一般に、 /list オプションと /remove オプションは同時に使用されますが、2 つ以上のオプションを指定した場合、それらのオプションはコマンド ラインに表示されている順序で実行されます。
アプリケーションは、ユーザー ストアまたはコンピューター ストアのいずれかを選択して保存できます。
ローカル ストアは、該当するユーザーに関するデータのローミングが有効な場合でも、ローミングされないことが保証されている場所に存在します。
ローミング ストアは、ローミングできる場所に存在しますが、ローミングできるのは、Windows の管理機能を通じて、該当するユーザーに対してローミングが有効化されている場合に限られます。
コンピューター ストアは、コンピューターのすべてのユーザーに共通で、コンピューターの共通ディレクトリに格納されます。
ユーザーに対してローミングが実際に有効になっているかどうかは、Storeadm.exe の管理に影響を与えません。 オプションを指定せずに Storeadm.exe を実行した場合、すべてのアクションがローカル ストアに適用されます。 /roaming オプションを指定した場合は、すべてのアクションが、ローミングできるストアに適用されます。 /machine オプションを指定してこのツールを実行すると、すべてのアクションがコンピューター ストアに適用されます。
関連項目
.NET