WriteableMetadataUpdateMode 列挙型
[.NET Framework 4.5.2 以降のバージョンでのみでサポート]
メモリ内のメタデータ更新をデバッガーに対して可視にするかどうかを指定する値を提供します。
構文
typedef enum WriteableMetadataUpdateMode {
LegacyCompatPolicy,
AlwaysShowUpdates
} WriteableMetadataUpdateMode;
メンバー
メンバー名 | 説明 |
---|---|
LegacyCompatPolicy |
メモリ内のメタデータ更新を可視にするときに、.NET Framework の以前のバージョンとの互換性を保持します。 詳細については、次の「解説」を参照してください。 |
AlwaysShowUpdates |
メモリ内のメタデータ更新をデバッガーに対して可視にします。 |
解説
WriteableMetadataUpdateMode
列挙子のメンバーを SetWriteableMetadataUpdateMode メソッドに渡して、ターゲット プロセスでのメモリ内のメタデータ更新をデバッガーに可視にするかどうかを制御することができます。
LegacyCompatPolicy
オプションは、4.5.2 より前の .NET Framework のバージョンと同じ動作を適用します。 これは多くの場合、メタデータの更新が可視でないことを意味します。 しかし、多数のデバッグ メソッドを呼び出すとデバッガーは明示的に強制変換し、更新を可視にします。 たとえば、デバッガーが ICorDebugILFrame::GetLocalVariable を渡し、そのメソッドの元のメタデータに変数のインデックスが見つからない場合、モジュールのすべてのメタデータは、プロセスの現在の状態と一致するスナップショットに更新されます。 言い換えれば、LegacyCompatPolicy
オプションでは、メタデータの更新によりアンマネージ デバギング API のその他の部分がどのように使用されているかによって、使用可能なメタデータ更新がデバッガーに対して全く可視でない場合、一部が可視になる場合、すべてが可視になる場合があります。
必要条件
:「システム要件」を参照してください。
ヘッダー: CorDebug.idl、CorDebug.h
ライブラリ: CorGuids.lib
.NET Framework のバージョン: 4.5.2 以降で使用可能
関連項目
.NET