ICLROnEventManager::RegisterActionOnEvent メソッド

指定したイベントのコールバック ポインターを登録します。

構文

HRESULT RegisterActionOnEvent (  
    [in] EClrEvent event,  
    [in] IActionOnCLREvent *pAction  
);  

パラメーター

event
[in] EClrEvent 値の 1 つ。pAction によって記述されたコールバック ポインターを登録するイベントを示します。

pAction
[in] 登録されたイベントが発生したときに呼び出される IActionOnCLREvent オブジェクトへのポインター。

戻り値

HRESULT 説明
S_OK RegisterActionOnEvent が正常に返されました。
HOST_E_CLRNOTAVAILABLE 共通言語ランタイム (CLR) がプロセスに読み込まれていないか、CLR がマネージド コードを実行できないまたは呼び出しを正常に処理できない状態です。
HOST_E_TIMEOUT 呼び出しがタイムアウトになりました。
HOST_E_NOT_OWNER 呼び出し元がロックを所有していません。
HOST_E_ABANDONED ブロックされたスレッドまたはファイバーが待機しているときに、イベントが取り消されました。
E_FAIL 原因不明の致命的なエラーが発生しました。 メソッドにより E_FAIL が返された後、そのプロセス内で CLR が使用できなくなります。 後続のホスティング メソッドの呼び出しでは HOST_E_CLRNOTAVAILABLE が返されます。

解説

ホストでは、EClrEvent によって記述された 2 つのイベントの種類のいずれか、または両方のコールバックを登録できます。 ホストでは、ICLRControl::GetCLRManager メソッドを呼び出すことで、ICLROnEventManager インターフェイスが取得されます。

Note

RegisterActionOnEvent によって登録されるイベントをさまざまなスレッドから複数回起動すると、CLR のアンロードや無効化を通知できます。

必要条件

:システム要件」を参照してください。

ヘッダー: MSCorEE.h

ライブラリ: MSCorEE.dll にリソースとして含まれます

.NET Framework のバージョン: 2.0 以降で使用可能

関連項目