アプリケーションの構成
Windows Communication Foundation (WCF) では、.NET 構成システムを使用して、コンピューターとアプリケーションのスコープでサービスを構成できるようにします。
WCF によって定義された構成設定は、<system.serviceModel> セクション グループにあります。 WCF サービスの構成方法の詳細については、次のトピックを参照してください。
アプリケーション定義の構成設定は、<appSettings> セクション グループで定義されています。 .NET 構成ファイルでのアプリケーション設定の詳細については、<appSettings> に関する記事を参照してください。
構成エディターの使用
管理者と開発者は、WCF 構成エディター ツール (SvcConfigEditor.exe) のグラフィカル ユーザー インターフェイスを使用して、WCF サービスの構成設定を作成および変更できます。 このツールを使用すると、XML 構成ファイルを直接編集せずに、WCF のバインディング、動作、サービス、および診断の設定を管理できます。
Visual Studio の構成ファイルの編集
Visual Studio で WCF サービス プロジェクトの構成ファイルを編集するには、ソリューション エクスプローラーで右クリックし、 [Edit WCF Config](WCF 構成の編集) コンテキスト メニュー項目を選択します。 これにより、構成エディター ツール (SvcConfigEditor.exe) が起動します。
Note
Visual Studio の WCF Web サービス プロジェクトの構成ファイルをソリューション エクスプローラーで右クリックして編集する場合は、 [Edit WCF Config](WCF 構成の編集) コンテキスト メニュー項目が表示されません。 この問題を回避するには、 [ツール] メニューをクリックし、 [WCF Service Config Editor](WCF サービス構成エディター) を選択します。 この操作を行った後は、構成ファイルを右クリックして [Edit WCF Config](WCF 構成の編集) コンテキスト メニュー項目を表示できます。