部分信頼

.NET Framework 3.5 以降では、部分的に信頼された呼び出し元は、System.ServiceModelSystem.Runtime.Serialization、および System.ServiceModel.Web に実装されたパブリック型とパブリック メソッドにアクセスできます。 このセクションでは、部分的に信頼されたアプリケーション内での Windows Communication Foundation (WCF) の使用がサポートされているシナリオを説明します。 また、コード アクセス セキュリティ (CAS) のアクセス許可のレベルを下げて実行しているアプリケーションで使用可能な WCF 機能の限定的サブセットについても説明します。

Note

コード アクセス セキュリティ (CAS) は、.NET Framework と .NET のすべてのバージョンで非推奨になりました。 最近のバージョンの .NET では、CAS 関連の API が使われている場合、CAS の注釈は使われず、エラーが発生します。 開発者は、代わりの手段を見つけてセキュリティ タスクを実現する必要があります。

このセクションの内容

サポートされている配置シナリオ
WCF を実行するための主な部分信頼シナリオについて説明します。

部分信頼機能の互換性
部分信頼では使用できない WCF 機能について説明します。

部分信頼のベスト プラクティス
部分信頼アプリケーションで WCF を使用するためのベスト プラクティスを紹介します。