throw 式を使用する (IDE0016)

プロパティ
ルール ID IDE0016
Title throw 式を使用する
カテゴリ スタイル
Subcategory 言語規則 (式レベル基本設定)
該当言語 C#
[オプション] csharp_style_throw_expression

概要

このスタイル規則は、throw ステートメントではなく throw 式の使用に関するものです。 規則 IDE0016 の重要度を設定して、規則を適用する方法 (例: 警告やエラーとして) を定義します。

オプション

この規則に関連付けられているオプションでは、throw 式と throw ステートメントのどちらを使用するかを指定できます。

オプションの構成の詳細については、「オプションの書式」を参照してください。

csharp_style_throw_expression

プロパティ 説明
オプション名 csharp_style_throw_expression
オプションの値 true throw ステートメントの代わりに throw 式を使用します
false throw 式の代わりに throw ステートメントを使用します
既定のオプションの値 true
// csharp_style_throw_expression = true
this.s = s ?? throw new ArgumentNullException(nameof(s));

// csharp_style_throw_expression = false
if (s == null) { throw new ArgumentNullException(nameof(s)); }
this.s = s;

警告を抑制する

単一の違反だけを抑制する場合は、ソース ファイルにプリプロセッサ ディレクティブを追加して無効にしてから、規則を再度有効にします。

#pragma warning disable IDE0016
// The code that's violating the rule is on this line.
#pragma warning restore IDE0016

ファイル、フォルダー、またはプロジェクトのルールを無効にするには、構成ファイルでその重要度を none に設定します。

[*.{cs,vb}]
dotnet_diagnostic.IDE0016.severity = none

すべてのコード スタイル規則を無効にするには、構成ファイルでカテゴリ Style の重要度を none に設定します。

[*.{cs,vb}]
dotnet_analyzer_diagnostic.category-Style.severity = none

詳細については、「コード分析の警告を抑制する方法」を参照してください。

関連項目