SYSLIB0043: ECDiffieHellmanPublicKey.ToByteArray は廃止されました
.NET 7 以降、次のメソッドは廃止されました。 これらをコードで使用すると、コンパイル時に警告 SYSLIB0043
が生成されます。
ECDiffieHellmanPublicKey.ToByteArray() メソッドには、暗黙的ファイル形式はありません。 また、組み込み実装の場合、Windows 以外のオペレーティング システムで PlatformNotSupportedException がスローされます。 ECDiffieHellmanPublicKey には (ExportSubjectPublicKeyInfo() メソッドによる) 標準形式のエクスポートもあるため、以前のメンバーは廃止されています。
回避策
公開キー値をエクスポートする場合、代わりに ExportSubjectPublicKeyInfo() メソッドを使用します。
新しい派生型 (あるいは現在、ECDiffieHellmanPublicKey(Byte[]) コンストラクターを呼び出さない既存の派生型) の場合、保護されている ECDiffieHellmanPublicKey(Byte[]) コンストラクターを呼び出さず、ToByteArray() をオーバーライドして例外をスローするか、空の配列を返す既定の動作を受け入れます。
保護されている ECDiffieHellmanPublicKey(Byte[]) コンストラクターを呼び出す既存の派生型の場合、コンストラクターの呼び出しを続け、SYSLIB0043
警告を非表示にします。
警告を抑制する
古い API を使う必要がある場合は、コードまたはプロジェクト ファイルで警告を抑制することができます。
単一の違反だけを抑制するには、ソース ファイルにプリプロセッサ ディレクティブを追加して警告を無効にしてから、再度有効にします。
// Disable the warning.
#pragma warning disable SYSLIB0043
// Code that uses obsolete API.
// ...
// Re-enable the warning.
#pragma warning restore SYSLIB0043
プロジェクトですべての SYSLIB0043
警告を抑制するには、プロジェクト ファイルに <NoWarn>
プロパティを追加します。
<Project Sdk="Microsoft.NET.Sdk">
<PropertyGroup>
...
<NoWarn>$(NoWarn);SYSLIB0043</NoWarn>
</PropertyGroup>
</Project>
詳細については、「警告を表示しない」を参照してください。
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