新しいエンティティ参照の作成

CreateEntityReference メソッドによって新しい XmlEntityReference ノードを作成できます。 XML ドキュメント オブジェクト モデル (DOM) は、参照されているエンティティ名が既に宣言されているかどうかを確認します。 宣言されている場合は、エンティティ宣言ノードから XmlEntityReference ノードの子ノードがコピーされます。 一致するエンティティ宣言がない場合、エンティティ参照ノードには、唯一の子として空のテキスト ノードが追加されます。 XmlEntityReference ノードの子ノードは別のノードのコピーなので、これらの子ノードは読み取り専用になり、変更はできません。

ノードがコピーされるとき、そのエンティティ参照が存在する位置のスコープに、名前空間が適用されていることがあります。 生成される要素ノードまたは属性ノードの構成は、この名前空間の影響を受けます。

Note

DOM は、ドキュメントに EntityReference ノードが挿入されたときだけ EntityReference に子ノードを追加します。 新しく作成された EntityReference ノードには、子ノードはありません。

XmlDataDocumentXmlDocument の派生クラスですが、XmlDataDocument はエンティティ参照の作成をサポートしていません。 EntityReference の子が読み取り専用であるためです。 EntityReference ノードの子の範囲は、複数の領域にまたがることができます。 この場合は、EntityReference の一部を含む領域と関連付けられている行の部分が読み取り専用になります。

関連項目