方法: オーバーロードされたプロシージャを呼び出す (Visual Basic)

プロシージャをオーバーロードする利点は、呼び出しの柔軟性にあります。 呼び出し元のコードは、プロシージャに渡す必要がある情報を取得し、渡す引数に関係なく、1 つのプロシージャ名を呼び出すことができます。

複数のバージョンが定義されているプロシージャを呼び出すには

  1. 呼び出し元のコードで、プロシージャに渡すデータを決定します。

  2. 引数リストにデータを提示して、通常の方法でプロシージャ呼び出しを記述します。 引数が、プロシージャに対して定義されているいずれかのバージョンのパラメーター リストと一致していることを確認してください。

  3. 呼び出すプロシージャのバージョンを決定する必要はありません。 Visual Basic によって、引数リストと一致するバージョンに制御が渡されます。

    次の例では、post プロシージャを呼び出します。これは「方法: プロシージャの複数のバージョンを定義する」で宣言されています。 顧客 ID を取得し、それが StringInteger かを判断して、どちらの場合でも同じプロシージャを呼び出します。

    Imports MSVB = Microsoft.VisualBasic
    
    Dim customer As String
    Dim accountNum As Integer
    Dim amount As Single
    customer = MSVB.Interaction.InputBox("Enter customer name or number")
    amount = MSVB.Interaction.InputBox("Enter transaction amount")
    Try
        accountNum = CInt(customer)
        Call post(accountNum, amount)
    Catch
        Call post(customer, amount)
    End Try
    

関連項目